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ヒューマンアイデンティティ [新聞記事]

2022.3.24

こんばんは。

今日は風前の灯火の本業をやってきた。この仕事のおかげで二人の子どもを人並みに育ち上げられたし、自営業のアキレス腱のわずかばかりの年金でも何とか耐えられそう(今までのところはネ)な気配。会議の最後にプロジェクターが映し出されたんだけど、そのBGMは誰あろうあの人の歌声でありました。会議メンバーの方々は、そんな歌声には無縁そうな人たちなんだろうけど、結構皆さん聞き入っていて、不覚にも涙腺が緩みそうになった。まあ、仕事としては最上級の終わり方でありました。

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表題の「human identity」(ヒューマンアイデンティティ)こんな言葉が正解かどうかは全く分からないけど、感覚的に言うと人間性の根源というか、ベースというか・・・・アメリカ人とか、ロシア人とか、ウクライナ人とか、日本人とか、そういう分け方では、もはや通用しなくなってきた地球。そんな思いをヒシヒシと感じてしまう。以前、西洋崇拝というか、アジア人が見下される、黒人が白人に差別を受ける、そういう風潮があった。今もあるけど、私たちの若いころは、かなりひどいものだった。例えば、イギリスに留学した人間の体験談だけど、ホームスティ先では屋根裏部屋に寝かされ、食事はそこの家族とは別に個食だったそうで、明らかに東洋人を嫌がっている節があったという話。もちろん、そこは極端だったんだろうけど、帰ってきたばかりの人間から聞いた話だから、まんざら嘘でもないんだろうと思う。確かにイギリスは食事はまずく、質素だともっぱらの話。日本人は贅沢過ぎだと言われれば否定はしないけど、毎日毎日茹でたジャガイモばかりじゃ、そりゃ嫌になる。

地球の歴史の中には多くの為政者がいた。そして今もいる。その為政者は数々の業績を残した人もいれば、そうではなく悪代官のごとき所業を繰り返し、我田引水、私利私欲のみを追求し、国民を虐げてきた人たちは数限りない。日本人はとかく西洋崇拝が得意だが、そんな悪代官の歴史を見るにつけ、悪い意味で甲乙つけ難く、崇拝などは微塵もあってはならないという思いを抱く。そして今、プーチン がそれに当たる。核の抑止力という定義をいとも簡単に押しつぶしたし、そのボタンを「押せ」と言い放つかもしれない。地球の空はどこまでも青く、豊かな水はかけがえのない財産だ。人間は多くの文化、芸術、科学を駆使し発明をしてきた。そんな人間が人間を滅ぼす。毎年、地球は多くの災害に遭い続けているのに、それの是正を試みないし、認めようともしない。せいぜいできることといったらSDGSのバッチを胸付けることぐらいだろう。

ネガティブになる必要はないと言われるが、どうひいき目に見ても、これから先の地球はバラ色のはずがない。今日も北朝鮮が発射訓練をしたとの報道があり、暗澹たる気持ちが先行するばかり。「地球人」という発想をそろそろG7ででも議論をなすったほうが懸命だと、私は真剣に考えてしまう

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