ウクライナのキエフ [新聞記事]
2022.3.3
こんにちは。
どんな報道があっても余り敏感に反応できなくなった自分に「あっ」という想いがある。
所詮、他人事と言ってしまえば、それで済んでしまうことは間違いないけれど、緑に囲まれた美しい街が瓦礫と化すことや、今まで住んでいた住宅が跡形もなく崩れ去り、帰る家がなくなったとしたら、洋服を着替えることも、食事をすることも、トイレだってどこですればいいんだろう。もちろん、お風呂にだって入ることも、下着を着替えることだってできるはずがない。お金だって数えるほどしか持ち出せない。
一人の独裁者のために壊されゆく街・ウクライナはこんなところ。
我々日本人は、その国の首都なり県庁所在地は、ビルが立ち並ぶ都会を姿を想像しがちだけど、キエフはまだまだ素朴で自然豊かな街だ。
あたかもよく知ったふうなことを言っているけど、これはリビングに吊るしてあるカレンダーの写真が、ちょうどキエフの教会だったことは何とも不思議なご縁。
今のキエフはそろそろお昼を迎える。こんなにも時差のある国(7時間)に対し、今の時刻が気になるのも、その悲惨さを思う故だろうか?
どんな思いがあろうとも、プーチンの下している命令に対して、否も応もなく従わざるを得ない人々も多くいて、その方たちの奮起を促すほかないのだけれど、この危機を回避するのは、その方たちだけというのも何とも危なっかしい限りだ。
2022-03-03 17:56
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