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家づくりは一回では成功しない(第184回)-ペースをつくる [我が家]

2022.1.30

こんにちは。

今年は冬物がよく売れそうだ。私は上から下までユニクロ御用達だが、大方ワゴンものしか手を出さない。季節の終わりごろに、その季節のものを買う。当然、ディスカウントものばかりを買う。こういう世知辛い世の中になってしまっては高価な服など、ましてやブランド品なんかは買う意欲は削がれるばかり。それにもともとブランド志向ではないし、全く物欲がないものだから、車にしても、衣類にしても「どうでもいい」的な感覚というか、車に関しては「走ればいい」、衣類は「着るものがあればいい」という感覚かもしれない。そんなディスカウント・ジジイの特記というか、自慢したいもの、当然、これも御用達メーカーのユニクロなのだが、あそこにしては珍しくスーツがディスカウントされていた。それもあの陳列棚の端っこにある籠の中に無造作に1点だけ入ってものだ。ちょうどいいことに、ズボンの丈詰めも袖丈もすべて完了していたもの。何が駄目だったのか?試着してみたら私にはピッタリ。値段はたしか千円台(1300円ぐらいだったと・・・)だったから即購入。レジに行き・・・

私「これって何か問題でも?」

店員「いえ、お客様のサイズが合えばいいと思います。たしか、裁断が合わなかったのではないかと思います。」

確かに、どこも悪いところはなさそう。それにそのお客さん(服を最初に買おうと思った人)はアイビー指向だったようで、ズボンのすそ幅は20㎝、かぎ型センターベント、3ボタン。そして、値段は1300円。これはもう即決しかないでしょう、ということで買った。しっかり、今でも仕事着で来ている。着心地も非常にいい。

アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績

アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績

  • 作者: 花房孝典
  • 出版社/メーカー: 天夢人
  • 発売日: 2018/01/19
  • ☜こんな雑誌をよく見ていたもんです。





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・・・ということで家の話。

土地が決まり、融資も決まり、家の設計図も大方決まり、細部を詰めていくわけだけど、ここからが私たちには門外漢のことが多い。どうしても施工会社側のペースとなる。建材の種類、ロットとその単価などなど、私たちは目の触れることはないものばかり。

しかし、ここからがお金を無駄にするかしないかの瀬戸際、ここで諦めてはいけない。今はネット社会だから多くの資料はかき集められる。担当より詳しくなれる可能性も大。

担当者には、そのことを丁寧に説明する。次の1週間でやる工事の種類を事細かに洗い出してもらう。排水口の塩ビ管のメーカーを気にする方はいないわけで、それはスルーし、自分たちが決めたい場所のメーカー、サイズ、グレード、そして長・短所だ。

前に書いたことだが、工程表をもらっているはずだから、その工程表に沿い、施工会社の担当者と、いついつまでに決めなければいけないという項目を埋め込んでいく。多分、その用紙では足りないだろう。

例えば、5月1日、屋根上げ、6月1日、外壁打ち込み、7月1日、断熱材埋め込み、8月1日、下地材打ち込み等々。もっと細かい項目があるはずだけど・・・。

マイホームであるからして、その家にこだわりがない人などはいないはず。しかし、時間がとれないなどの理由で断念せざるを得ない人が大半を占めることは心しておかないといけない。

6月1日、外壁打ち込みとあれば、その発注決定まで間、こちらは外壁の知識(メーカー、材質、種類、サイズ、長所・短所)を詰め込み、大方の品定めをし担当者と打ち合わせればいい。そうすることによって、担当者も真剣に部材を探し、無駄のない、こちらの意向にも沿った適切な材料を揃えられる可能性は高くなる。

つまり、担当者には、このルーティンでやるということを伝え、この日までにこれを探し、話し合いをしようと前もって決めておいたほうがいいということ。

もう一つ。その施工会社が扱っているか否かのメーカー問題。例えば、あなたがあそこのメーカーのあの製品がどうしても使いたいと思えば、その施工会社が今まで取り引きしたことがないメーカーであるからと断られそうになったとしても、それはメーカーサイドの問題であって、私たちのエゴを通し、使いたい製品を発注していただくことが最善だ。

我が家の場合、担当者と半年近く毎週末にミーティングを重ねたが、その日の決め事も分からぬままに、私たち側からすれば、まさに行き当たりばったりで決める項目が出てくるものだから、差し出され問いかけに対し、その場の感覚で行き当たりばったりの回答しかできなかったという経緯があったことも事実としてここに記しておこう。もちろん、その場で決められず、次回までにこれを決めておいてという問いかけはあったにはあったが、そこは交渉事、受け身に立っていい結果を得ようと思う私たちが間違っているわけで、あくまでもこちら側のペースで決め事を進めるほうが無難だという話。

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