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★角(門)送り [生活]

2021.11.21

こんばんは。

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秋たけなわ。でも今年はまだまだ暖かい。

ランニングでの折返点の公園もご覧のように紅葉している。

散歩の叔母さんも押し花にでもするのであろうか。

2~3枚を丁寧にそっと選んでいた。











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美意識の低い私でさえ、きれいだと足を止めた。




コロナであるからして、近場で安く紅葉見物としよう。












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近所の方の角(門)送りをした。

私は18歳ごろに引越してはきたものの四、五年住んだ後、中抜けで40年以上ほかで過ごし、また3年前ぐらいから、この地に住み始めた住人だ。昔から馴染みの方もいるが、全く知らない顔ぶれも8割方になっている。言ってみれば新参者で、腰は絶えず低くと心得ている。

そんな折り、その昔の顔なじみの人から●×さんが亡くなったと知らせがあり、角(門)送りをするからと連絡が入った。その方は、どちらかというと、顔なじみの方ではなかったが、ちょうど1か月ぐらい前であろうか、庭仕事をしているときに、足どり重く、玄関の階段もかなりの時間を費やして上がっている方がその方であった。こちらは気にするでもなし、枝を切りながら柵越しに目が合ったような、合わないような、こちらは反射的に会釈をした。時節柄、互いにマスクをし、遠目ということもあり、表情は全く分からなかったが、相手も丁寧を会釈を返していただいた。お互い顔を覚える間もなく、それが最後の会釈となった。

今思い返せば、ちょうど1年前であろうか。そのときもバラの世話をし、柵越しに私の前を通っていかれる方が彼であった。こちらも大昔住んでいたことをいいことにして、悪い癖でついつい知らない顔の方と出会うと、「あれっ?どこの人だろう」と分かるわけがないのに考えてしまい、挨拶をしそびれたことがあった。多分、その方であったと思う。そのときは厳しい顔をしながら、キリッとして颯爽と歩いておられた。病気など全く感じさせない歩き方であったが、1か月前ほどから急激に弱られ、お亡くなりになった。

10人ほどが角(門)送りに出られたが、高齢者が8人もいた。次は誰だろうと不謹慎な気持ちでいたのは私だけだろうが、気持ちは心なしか虚ろに見えたのは気のせいだろうか?

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