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★黒い雨 [新聞記事]

2021.7.15

こんにちは。

千葉は午後から雷雨とにわか雨。そんなに大した降りではないけど、

DSC_0778.JPG


まさに梅雨の末期という感じ。




これは月ではなく太陽。逆光なんで

こんな感じでよく晴れている。







DSC_0777.JPG






だけど、雨はピシャピシャと降っている。(写真じゃ、全然見えないけど)



そんな雨を見ていたら新聞で「黒い雨」の話が載っていた。

「黒い雨」、若い人たちにとっては「なんのこっちゃ」と思うのと同じく、私もそんなに年ではないので詳しくは知らないのだが、広島に原爆が落ち、その直後に雨が降った。よく外国映画で核戦争の後、雨や雷が鳴ったりしている映像を見ると思うけど、それと同様に広島原爆投下後、晴天は一挙にかき曇り、同じように雨が降った。それは核の灰や煤を含みながら地上に落ちてくるわけで、透明な雨粒は地上に落ちるころには黒い雨となって人々の身体に降り注ぐ、その黒い雨は頭から容赦なくシャワーとなって降り注がれるわけで、裸同然、着の身着のままの広島市民はあっという間に薄黒く染まっていったことは容易に想像ができよう。当然、その雨は放射能が含まれているわけで、東日本のときに大騒ぎしたマイクロシーベルト値の線量計なんかを振り切るような放射能が降ってきたはず。福島第一が大爆発し、近くの浪江町の頭上から黒い雨が降ってきたと思えば、容易に事の重大さに気がつく。

その黒い雨が降った賠償範囲を広くするかしないかの判決が今回あった。既に七十何年も経ってしまった。笑い話にもならない。多くの方々は既にお亡くなりになっているし、黒い雨の認定がないと被爆者手帳の交付は受けられない。つまり、被爆によって生じた病気については、すべて自己負担しなければならなくなる。

今回、国は再び控訴をするのかどうか。国はあくまでも補償範囲を広げたくないという思惑で今までしらを切ってきたわけで、今回、その対象範囲を十分確認し、頃合いを見て和解するんだと思う。ここでも「命よりお金」が見え隠れする。

もちろん、これは戦後生まれの菅さんの責任はこれっぽっちもないが、子どもの喧嘩ではあるまいに、それを言っちゃおしめいだ。

前の沖縄県知事が縷々説明をした後、菅首相「私は戦後生まれのものですから、歴史を持ちだされたら困ります」と言ったことを思い出す。

やはり自民党は、とんでもない人を総理にしたもんだとつくづく思う。

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