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窮鼠 猫を噛む? [新聞記事]

2021.6.4

こんばんは。

今、清水の舞台から飛び下りるような気持ちで頑張っている人がいる。

他人事としてとらえてしまっては、ちょっとというか、かなりかわいそう。

御用商人じゃないけれど、御用座長なんだろうとつい2か月前ぐらいまでは思っていたけど、最近は結構思い切った発言をして、ちょっと見直している。ネットのニュースを見ると面白おかしく書いているけど、それは彼には失礼なこと。組織にいる(いた)人間ならば、多くの方々が経験をしていること。恥ずかしながら現役時代、自分もその先端を走ろうとしたけど、結局は孤立無縁、援護射撃もなく、途中で鉾を収めてしまった。まあ、勇気がなかったと言われると、当時は遮二無二に否定したんだけど、今では「そうだ、勇気がなかった」と堂々と認められる。

その御用商人じゃなくなった座長さんは誰あろう尾身会長だ。「パンデミックの所で五輪をやるのは普通ではない」、「やるなら強い覚悟で」と中止すべきだと多くの国民が思っている想いを代弁しているような発言が日々続いている。私の記憶では3日連続だ。今までは当たらず触らずの発言に終始。分科会の役割は「首相もっと規制を強くしたほうがいいですよ」とか、「緊急事態宣言解除はステージ4を切り、ステージ3が見えたところ」と割合、政府寄りというか、全く御用役人かと思わせるような発言しかしてこなかった人だと思っていたんだけど、最近は違う。もうそういう援護は嫌になったというか、どう考えてもオリンピック開催は無理じゃないかと思い始めたんじゃないかと私は勝手に解釈している。

彼の発言が、どういう心境の変化かは知るよしもないが、今のところ彼の言っていることは的を得ている。

菅さんは政権の浮揚のみ。バッハさんは自分たちの利益ばかり。オリンピック後の混乱懸念は彼らの頭には全くない。

国難というか、パンデミックは人の心を見透かしていく。薄っぺらいものはより薄くなり、ブランドという鎧を身にまとっていても、その人の箔を上げてはくれなくなった。

政治家菅さんの力量は日に日に衰え、昨日言ったことを今日変更する朝令暮改などできようはずもなくなった。

分科会メンバーは彼を援護射撃をしなければ委員会の矜持を示せない。日本国民に対し彼は間違っていることを言ってはいないので、それを援護しなければいけない。分科会のメンバーの中には、自分の保身のため同舟異夢の方々も多い。「今度、委員会の座長をお願いしますから、こっちに付いてくださいね。」と甘い言葉をかけ、政府側に付かせようとする役人も多い。

彼の勇気を国民の我々は声を高らかに声援しなければならない。

「窮鼠猫を噛む」って彼のこと?・・・・と他人事のように面白おかしく見守るだけでは日本のすばらしい民主主義は守れないと思う。

多分、次回以降、尾身さんは政府の委員メンバーから外されることは目に見えている。

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