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転職はプロローグでなければならない [新卒・転職]

2021.5.20

こんばんは。

転職はステップアップをするため、したいため、にする。「天職」ならいいけれど、そんな方はまずいない。その数は芸人で成功するよりはるかに少ない。ほとんどの方は「点職」となり続きが効かなくなり、八方塞がりとなることが多い。

今は確かに厳しい。コロナだからね。家電量販店にいる方にはスーパービックボーナスとなり、外食産業に勤めている方は死活に関わる問題となり、嫌な上司から解雇通告を受けるはめとなっている方もいるかもしれない。

大きなことは言えないが、私の転職は全くプロローグの連続ではなかった。

プロローグ--一体こ奴は何を言っているんだと言われても困るんで、その意味を書いておこう。プロローグ、これは前置き。本題の前の前置き。この前置きがあってこそ、次にこれが来る。誰もが、その場面に来れば、妙に納得するというあれです。

舞台俳優を目指している人がいる。発生練習をする→ダンスを練習する→歌を練習する→演技の練習をする→すべてのアイテムをまとい舞台俳優となる。これが一般的な流れで素人の我々も理解でき得ることだ。舞台俳優になるために、少しずつその武器を手に入れていく。当然のルートルートだ。しかし、これを我々の生活の糧である仕事に移して考えていると、なかなか思い通りにはいかない。それはなぜなんだろう。

私のことで恐縮以外の何者でもないが、少しだけご紹介をさせていただく。全く偉そうなことは言えないが、簡単に言うと照明器具会社の経理→サービス業→事務屋という全く脈絡のないルートをたどっている。そこにはなんの一貫性もなく、将来、何をしたかったのかという流れも見えない。ひどいもんです。

つまり、自分の人生において、舞台俳優のように目的が明確になっていないと絶対に失敗するということ。目的が明確になっていれば、そのステップの途中で起きる出来事など全く眼中に入るわけもないから、そのことで悩むことなどあるはずもない。人間関係で悩み転職をしたいと思っている人は、自分の目的が、その職場の人間関係を良好にすることが最終目的になってしまっているということになるわけで、それは実におかしなことだと気がつかなければならない。

自分の目的達成のためなら、人間関係などは二の次であり、給料、待遇など二の次にすべきことかもしれない。だからといってブラック企業に甘んじろというわけではないが、とにもかくにも、自分の目的を見失わないことだ。

一つだけ、自分を弁護しておくと、1回目の転職時、私の頭の中には人間関係、環境・待遇は全く頭の中に入っていなかった。また、その職場の他人さんが、自分をどう思っているかなどは全く眼中にはなく、ただただ仕事を覚えることに夢中になっていたことは確かだ。つまり、一瞬だけ、「この仕事をマスターしよう」が自分の、そのときの最終目標だった気がする。

現実は厳しいだけだけど、30代の自分は、40代の自分は、50代の自分は、一体どうなっていたいんだろうという最終目標をはっきりとさせて、意識し続けることが、自分の人生を大きく成長させる術だということに気がついてほしい。

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