今年はまずまずの合格点 [バラ]
2021.5.18
こんばんは。
千葉は一日中雨。多く降るわけではないが、洗濯物は出せないし、外仕事も器材を出して本格的にすることはできない微妙な天気。こういうときは家での仕事に精を出すほうがいいに決まっている。そんなわけでは今日は家の掃除と回覧板の下書きをして終えた。
バラは昨日の強風で散っていくものは粗方飛んでいった。私にとってはかなり好都合で、花柄摘みをするのには最適。夕刻雨間を縫って30分ほどほど摘んでおいた。
咲きがら摘みを早めにやると家人が「もったいないよ。満開にならないじゃない。満開の状態を見たいよね」とおっしゃるが、私としては、バラの開花の最盛期を過ぎたものは醜くなるばかりで、さっさと摘んでしまいたいと思うほうなので、割と早めに摘んでいる。しかし、花が開くとミツバチが多く飛来するわけで、咲きがら摘みをしている脇でせっせと雄しべ、雌しべの中に頭を突っ込んでいる姿を見ると、待て待て、もう少し待ってやらないとこいつら蜜が吸えないことになる。もうちょっと待つかとなってしまって、家人とは別の理由で摘み取りが遅くなってしまうこともままある。
花びらが開く→花の中心の花びらが最後に開く→雄しべ・雌しべが見え隠れする。この段階まで来るとミツバチは落ち着いて蜜を吸える。私は雄しべ・雌しべが見え隠れの前段階で摘み取る。ミツバチはゆっくりと蜜は吸えない・・・・ということになる。
しかし、これはミツバチに聞いたわけでもないから、多分、だろうと思う話。
これは春霞。まさにこれから開花しようとしているところ。
徐々に開き始める。
そして、大きく開き。脱色し続けながら花びらは汚く汚れていく。
春霞は速いうちに真ん中が開くので、雄しべ・雌しべはよく見え、きっと蜜も吸いやすいはず。
これは「うらら」。
開花直後。人間と同じで若さは実に眩しい。
羨ましい限り。
そして花びらが開き・・・。
全開となる。流石にこのときはまだ摘み取りはしないが、あと半日もすれば、私の基準では摘むことになる。
中心の部分の最後の1~2枚の花びらが雄しべ・雌しべを覆っている。この奥に蜜があるはず。
これは私が無理に開いた状態のもので、普通は丸い最後の1~2枚が、それを覆っているのでミツバチは悪戦苦闘する。
しかし、私は容赦なく、この段階で咲きがら摘みをする。
この段階になると花びらもだんだん脱色気味となり、色はきれいではなくなる。
本当に花の命は短く、はかない。
そんなことを思いながら、この次の花付き、そして開花に向け、無情にも鋏を入れる。
コメント 0