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オンライン結婚式 [生活]

2021.4.22

こんばんは。

今週の日曜日(18日)、甥ッ子の結婚式であった。

いつも他人様の結婚式で思い出すのが自分の結婚式だ。自分たちの結婚式はお世辞にも地味婚ではなかったし、お恥ずかしい話、親がかりの結婚式であった。結婚式場と食べるメニューは自分たちで決めたものの、出席者のメンバーは皆、親が決めていた。我が家は商売をやっているわけでもないし、父の跡目を継ぐわけでもなかったが、諸々大人の事情であった。そんなことが影響したわけでもなかったと思うが、両家総勢300名近いメンバーとなっていた。が・・・・ほとんどは父親の知り合いであったので、費用のことなど、ほぼすべてが親の守備範囲ということもあって、私たちはほとんど関与することはなかった。それが自分たちの人生においていいか悪いかは別として、当時としては「普通」のこととして通っていたことも事実であった。

そんな結婚歴のある我々は、当然のごとく、結婚式を盛大にすることは吉としない傾向が年とともに強くなってきているようで、昨今、地味婚なる言葉を聞くにつけ、「そうだ、そうだ。それいいに決まっている。身の丈、身の丈」などと心の底から言っている自分に驚かされる。だから、二人だけでハワイで挙式なんていう話を聞くと「そりゃいい。二人だけ?最高だね」と喜んでしまう。今回、甥ッ子が結婚するという話を聞いたとき、「えっ、このコロナ禍なのに? するの?」と喉元まで出かかった言葉を思わず飲み込んで、「おめでとう!よかったね」と一応大人の対応をした。

今回、オンラインが決まるまで、じっと声を潜めてじっと待っていた。もし、どこかのホテルの会場でやる場合、我々と愚息二人だけならまだよいのだが、先方が気を利かせて愚息の嫁さんを呼んだとしたら、当然、孫5人のちびっこギャングがお供に引き連れて来るわけで、そんなことになったら、そりゃもう結婚式どころではなくなってしまうので、それを心密かに恐れていた。ところが運のいいことにコロナ禍ということで、甥ッ子はオンライン結婚式という英断をしてくれ、無事平和で安穏なる結婚式となった。

オンライン結婚式となると、今流行りのzoomになるわけで、それはちょっとだけネット検索をすれば難なくクリアできたので、無事オンライン結婚式を終了することができた。正直、現役ではないので、zoom会議とかは全くやったことがなかったので、少々不安ではあったものの、携帯→ミラーリング→テレビモニターでもできたし、ノートパソコン→ミラーリング→テレビモニターでもできた。オードブルが事前に届けられ、それをもって乾杯をし、主賓挨拶、職場上司挨拶、テーブルごとに歓談、二人のプロフィール紹介、新郎父親挨拶などなど、型通りの結婚式はできた。もちろ、現場にいるわけではないので、少々迫力はないものの、普段着での参加も可であったので、交通の行き来を考えると非常にラクチンであったことは事実だ。

コロナは大変辛いことではあるけれど、また、新しい時代の新しいやり方の一つとして、世の中に伝わっていくんだろうなと思った。

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