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無策の策 [コロナ]

2021.4.16

こんにちは。

自分の劣っているところは、締切りがあると頑張るが、ないとダラダラ状態になってしまうということだろうか。今回は、そうならないよう気をつけなければ。

やらなければならないことはたくさんあり過ぎる。

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さて、今回は給付金の件。

他人の懐具合を詮索するのは卑しいことだと忌み嫌う人が多いけれど、人間、お金がないと悪いこともするし、気持ちも凹むしね。やはり、生き抜いて行くためには最低限度のお金は必要だ。

これは政府が決めたことだから誰が悪いわけでもない。けれど不公平感?違和感を感じている方が多いはずなので、あえて書いておきたい。

飲食店には、時短による営業補償として、一日当たり6万円ぐらいの金額を支払われているはず。

●問題は一律に支払われていること。

お店の規模によっては6万円では済まないところも当然ある。逆に、一日1万円も売り上げがないところもある。

今はコロナ困窮の方も多くいらっしゃるから、あえて言っておきたいのだけど、おばちゃんが一人で、しかも自宅で営業しているようなところは、1日6万円もいただけるのなら逆にプラスになるわけで、火事場泥棒ではないけれど、焼け太りしている方々もいるのではないか。つまり、1か月26日営業していると申告すれば、26日×6万円=156万円が入ってくる。いつもなら1万円の売り上げで、しかも仕入れも含めての売り上げだとすると実際に入ってくる実入りはもっと少なくなる。

飲食の場合、大体3割が原価。水光熱費を引いても5~6割は実際の収入。人件費がかかっていなければの話だけどね。つまり5000円×26日=13万円が実際の収入。これが156万円に化ける。しかも、この156万円は原材料費、人件費、水光熱費は全然かかっていないわけで、丸々の実入りとなる。

これがこの先1年も2年も続くとなると、その額は156万円×12か月=1872万円となってしまう。場末の・・・と言っては失礼になってしまうけど、そういうお店は五万とある。そういう方々は別に悪意でいただいているわけではない。これは政府の政策だからね。でも今後、今の状態が続くと、1年でその額は1872万円、2年で3744万円、3年続ければ5616万円に化けてしまうわけです。

じゃ、どうすればいいのっていう話になるけど、これは政府の事務方、市区町村の事務方が創意工夫をして、細かい政策をすればいいだけの話。それを面倒だからしないだけの話。自分のお財布の中身も大切だけれど、国のお金だって大事なのは同じこと。国のお金も元を正せば、全部我々が納めた税金で成り立っているんだから。

そんなに繁盛もしていないスナックが毎年確実に確定申告をしているとは思えないし、役所は前年度の確定申告なんかをちゃんと精査して決定しているんだろうか。

持続化給付金の申請時、妙に簡単に申請ができたことを思うと、ちょっとここは怪しい。1日6万円をもらい続けるほうも悪いとはいえ、もっと悪いのは、国の無策。

お金のことばっかり言っている自分が嫌になるけど、このお金は全部私たちの税金であることを忘れてはいけないし、日本は借金大国だから、そんなに余裕はないはず。

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