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微かな歌声 [生活]

2021.1.18

こんばんは。

今日は少しいい話があった。

日々日常を消し去っている我々にとっては、新幹線に乗り、地方のコンサート会場に赴き、束の間の安らぎを覚えたのは、足かけ10年以上になんなんとしている。今となっては夢のような話で、それはもう再び来ないような気もしてきて、少しだけ焦りを覚えていたときに、このニュースはうれしく思える出来事だ。


  桜並木をたどり

  耀く青春(いま)をはじめよう

  ここで未来(みらい)を夢見て学ぶ

  希望を力に変えて

  ひめさゆりのように

  飾らぬ心で紡ぐ

  糸が導く明日へ

  ともに力あわせて


 すずかけの若葉揺れる

  青い空の向こうには

  飯豊(いいで)のやまなみ光る

 その気高さを胸に

 桜壇の学舎(にわ)につどい

 たゆまず進み続けて

 喜び多きこの郷から

 新しい世界をつくる


これは福島・喜多方の高校の新しい校歌となる歌の歌詞だ。

歌詞は学校の関係者がおつくりになったらしい。

2つの高校が一緒になって新しい高校がスタートする。

福島の喜多方と言っても全くわからない方が多いと思うが小さい街だ。昔は御諏訪様(神社)のお祭りとかで偉くにぎやかで子ども心をくすぐる街であった。つい最近までは喜多方ラーメンで有名になったところだ。山もあり、川もあり、緑豊かな街だ。水が豊かなせいか酒づくりも盛んだし、母はその造り酒屋の娘であった。その水のせいか、庭にはホタルも来たりし、蚊帳に何匹もホタルを取り込んで暗い夜をほのぐらい明かりで灯し遊んだりもした。

2~3年前に叔父の葬儀に参加した折り、街を歩いてみたが人通りも少なく、街中を流れる川の水量も少なく、路地裏の人の気配もなく、見事に寂れてしまったように感じ、寂しい思いをした。

そんな喜多方は亡き母の故郷だ。そこの高校の校歌の作曲を彼が手がけるそうだ。

彼は進んでメディアに出ることもなく、時の流れに乗ろうとすることもなく、ただ真摯に音楽を紡いでいる人だ。だから、彼の一ファンとしては、いつになったら彼の歌を聞けるのか頗る不安になる。

小田和正。

東北の片田舎の校歌ではあるけれど、彼の琴線に触れることができる唯一の方法だ。

どんな曲になるのか、大いに不安ではあるが、大いに期待もしている。

こんな世の中、後ろがない我々にとってはある意味、一つの光と感じるニュースとなった。

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