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政治家のプライドは最大の障壁 [コロナ]

2020.12.15

こんばんは。

「ついに・・・」という感じ。当然といえば当然なんだけど、「英断をなさった」なんていうコメントを聞くにつれ、その英断をなさった方は何様なんだい?と言いたくなる。簡単に言ってしまえば、自分が旗降りをやったが故に、早々に退却とは恥ずかしくて言えないという手合いのもの。それを恰好をつけるから質が悪くなる。人の命を尊いとも思わず、自分の決断にケチがつくのは、彼らのプライドが許さないということなんだろうね。特に「彼ら」と言っておく。彼の取り巻きである閣議決定をする面々は、恐れることなく「首相、あなたの言っていることはちょっとずれてる、かなりずれてる」と申し上げなければいけないのに、それを言った人は恐らくいない。そんな肝の据わった御仁は、あの中にはいない。

【遅すぎた】

感染症は人が媒介する。人の動きが媒介のもと。人の動きを少なくすれば感染は減る。何回もタラレバを申し上げて申し訳ないけど、今年の春、非常事態をあと少し続けていたらば、感染者はゼロ、もしくはもう少し楽になっていたはず。今、政治家が言っているエビデンスだが、今回自粛要請をしても感染者はなくならないというのは当たっている。それはそうだろう、感染者がこんなにも増えてしまったのだから、そうそう簡単に減るわけがない。3月のころとは別世界なのだ。感染者のPCR検査をろくすっぽしようともせず、二階氏のごり押しとコロナ終息下にスタートを切るはずだったGotoをやり続け、今まで放っておいたからにほかならない。今回の自粛要請で感染者をゼロにするには2カ月は必要だろう。それこそ、中小零細のサンチャン商売をしている方々にとっては死活問題だろう。それの生みの親、深層は政治家のプライドだ。

あいつに言われたくないという低俗な判断基準。野党党首のあついにだけは言われたくない。素人のあいつに言われたくない。政敵のあついの言いなりにだけはなりたくない。何で朝日の言っていることと同じことをしなければならないのか等々。これらは政治家の一番陥りやすい悪感情という罠だ。

最終的に来月の11日まで自粛を呼びかけたところで焼け石に水。結果は感染者の良くて横ばい。悪ければ微増。それを見て、国民が従わなかった、自粛をやってもやらなくても結果は同じだ。なのであれば、Gotoの再開だと吹聴しそうな内閣を忘れてはならないと私は思う。

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