家づくりは一回では成功しない(150) [我が家]
2020.12.10
こんばんは。
家を購入するときには、2つの違った状況を考えなければいけない。
それは新築を購入するか、中古を購入するかだ。
家づくりにおいて、これは大きなターニングポイントになってしまうところだ。
その理由は、新築はまっさらなところから夫婦二人で、もしくは自分の頭の中で一から考える必要があるからだ。それは思いの外、頭の重労働であり、時間がかかる作業だ。
現役の場合、自分の仕事をこなした後に、その家のことを考えなければならない。新築をつくろうと心に決めて、それを住宅会社と面談をしながら一つずつ決めていくわけだが、100円、200円の買い物ではないわけで、大根が腐っていても、もうあそこの八百屋では買わないことにしようと思えばいいけれど、家は金額もさることながら、「はい、間違っていたので、ここは交換してください」と簡単には交換できないことだ。だから慎重に事を進めなければならないが、人を介してやっていく作業だから、時間が無尽蔵にあるわけではないので、見えないながらも時間を区切ってやらざるを得ないプレッシャーが施主にはかかることが多い。
図面を決める→建築申請を出す→部材・色を決めるという流れがある。図面は施主が決める話。建築申請は施工会社の仕事。建築申請を出してしまうと図面を変更したいとなると一悶着ある。申請料がかかるからだ。それをよしとする建築会社もあれば、ダメだという何らかのアピールをしてくる会社もあることは事実だろう。一生の問題だから、そこは「大目に見てよ~~」と嘆きたくなる。しかし、そのステージに立つのは施工会社ではなく自分たちになるので遠慮する必要はない。図面に関してはじっくり、時間をかけて制作する必要がある。欲を言うならば、ここは施工会社に話をする前に、何通りものパターンを自分たちがつくっておいて、気持ちが整理でき、これかこれにしようと決まってから話を持ち込むほうが失敗は少なくて済むことになる。あわよくば、1つに決めず、2つか、3つのパターンをつくっておくといい。(素人の考えは、とかく構造上実現不可能の場合もなきにしもあらず)
ついつい話が長くなりそう。今日はこのぐらいにして・・・・。
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一昨年の現場です。
壁紙張りの前の下地を塗ったところ。
こんなふうに結構たくさん塗るところはある。
素人から見ると簡単そうだけど、やっている本人は見落とさないように結構大変な作業。
これは物入れの折れ度の扉。
随分長く見えるけど、これは写真の角度のせいだ。自分の写し方がいいわけではない。
でも、長く見える。2m2~30㎝。
横から見るとこんな感じ。
これは実寸感。
上の写真のものを入れたところ。
こんな感じ。
これで両サイドが入った。
これは上の扉の蝶番のところ。
これが結構曲者です。
ピンボケですが、こちらも物入れの扉
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