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それぞれの仕事 [生活]

2020.9.26

こんばんは。

イクメン。古い人間は、この言葉の意味がよくわからない。育児をするMANということ・・・・・多分。あいつはイクメンだからとか、イクメンをしなければとか、要するに育児は女性だけではなく、男性もということなんだろうと思っている。

しかし、これは共働きの家庭の話だけと思っていたけど、専業主婦(夫)の家でもイクメンって当然のことなんだろうか?

それは「なしだろう」と私は思っているけど、今の二十代、三十代の方々はどう思っているのだろうか? 私としては専業主婦(夫)の場合はないだろうと思っていて、家庭で家事専門にやっている方は、外で働いている人対して心地よく過ごしてもらうよう段取りをするべきだと思っていて、彼(彼女)が一生懸命外で働いているからこそ、そこそこ豊かな生活が送れるわけで、家庭は安らぐ場として提供しなければならないと思っている。

当然、安らぐ場を提供できるようにするには、いろいろと工夫が必要なわけで、家事は、食事の準備、お弁当、洗濯、掃除、片づけ、子どもの送り、洗濯の取り込み、洗濯の片づけ、夕飯の買い出し、子どもの迎え、夕食の支度、子どもの世話、夕食、夕食の片づけ、お風呂の世話、イレギュラーな出来事への対応などなどなどなどなど(まだまだたくさんあるね)・・・・・、それの組み合わせを家事以外のことも含めながらエンドレスで対応していかなければならないわけで、ノンベンダラリンとしていては、遅れ遅れになっていく。もし、イレギュラーなことがあって遅れても、一つやることを省略したり、はしょったりすれば、何とかなるというか、誰かに文句を言われることもない。しかし、家事は毎日毎日生きている限り永遠に続くわけで、その能力たるや大変な熱量が要る。だから、遅れ出すと、それを取り戻すことは大変な馬力が必要だけど、それをとがめられることは極端に少ない。もう少しきつめに言うと掃除と洗濯を省略しても、誰にも文句を言われることはなく、その遅れは取り戻せることになる。

家事は会社での仕事と同等か、それ以上に難度は高い。だからハナからあきらめてしまう人も多い。でも、他人には見られないから、あきらめてしまっても悔しい気持ちは起こらない。半年に一度の上司の評価もないから、すべて自分のいいように解釈して、自分の心の中で納得させていく。つまり、そこには「進歩する力」が確実に削がれていってしまう。

世の中、便利になってきており、揚げ物も買い求めることができるし、惣菜でも大体が買い求められる。無洗米だってあるから、これから寒くなる冬にはもってこいの商品だ。しかし、その分、専業主婦(夫)の能力はますます削がれて、自分から難問に飛び込んでいかない限り、その能力は衰えていくばかりだ。

その能力の衰えは、やがて大きな遅れとなり、専業主婦(夫)の手に負えないことになり、会社勤めをするもう一方の人間に負担を強いていくことになる。それは少しずつ、少しずつ会社勤めの人間の領域にまで浸食していくことになる。

それはいいことなのか、悪いことなのかで言えば、確実に悪いことだ、と言われても仕方がない。

会社勤めの人間にとっては、お客様はいつも他人であり、最大限自分の能力を使い気配りをする。また、上司に対しても 自分の評価を上げるために、これもまた多くの気遣いをする。それは人間が生きていく上で最低限必要なものであろう。評価を上げるということは、自分たちの家庭をより豊かにするアイテムであり、必要不可欠なもの。

お互い、外と内とで仕事の内的性格は真っ向から違っていて、どちらがどれだけという優劣を付けてはいけないし、付けるべきではいなものだ。

お互いの領分を犯すことなく、自分の領分の仕事を確実に着実に明確に怠ることなく完遂することがお互いへの思いやりにつながるということだと思っているのだが、それはジジイの考えだろうか?

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