SSブログ

命と金 [新聞記事]

2020.8.4

こんにちは。6時半を過ぎてまだ外は明るい。今日は一日フル稼働。朝から汗ダラダラ状態だったが、ぐっと我慢をして予定の仕事をこなし終え、やっと風呂に入った。気持ちがいい。被災地はそんなことは言っていられない方は多い。ボランティア方々にはただただ頭が下がる。

----・----・----

人間、欲を持って生きている。欲のない人間などいない。欲があるから今の発展があるわけで、それが人間のすばらしいところでもあり、悲しいところでもある。

今、人間はそれを意識してか、しらずか自分の一番大切をものと「カネ」とを天秤に掛け始めている。それは「命」と「金」だ。

自分が判断に迷いながらも二択にぶち当たることが人生には何回かある。しかし、それは自分の命が片方の一択であることはまずない。彼女をとるかどうかで一人の男性と決闘することは「命」と「彼女」という選択になるが、今の時代、そんな豪気な男は、多分いない。一人の人間が人生を全うしようとするとき、多くの人間は「命」を天秤に掛ける機会はきっとない。しかし、それが国となると話は違ってくる。国は平気で「命」と「経済」=「金」を天秤に掛けてくる。今までも多くの国々で国民の「命」を犠牲にしつつ、それを隠しつつ経済を発展させてきた。日本においても水俣のイタイタイ病もその典型であり、もっと直近では福島第一原発事故(東日本大震災)なんかは最もいい例で、誰もが納得するところだ。

今回のコロナは感染は治まっていない、いや漸増しているにもかかわらず、経済、お金をほしいから、お金がないと潰れちゃうから「GOto」をしようと初めたわけで、感染したらしたでしょうがないよね。自己責任で頑張ってもらうしかない。いずれ収まるから、緊急事態宣言は一回だけにして、あとは知らん顔をしていけば、そのうち経済だけが回っていくから、大丈夫、V字回復して世界をびっくりさせてあげられる。それに休業補償はこれ以上は出せないし、法律を改正して、強制力を持たせることは時間も手間もかかってしまうし、10月ぐらいに国会を開催して、翌年にでも法律の改正をすれば何とか形になるし、そのうちコロナは収まる・・・・・と踏んでいる節がどうもありあり。

いずれにせよ、国の政策不如意により、国民一人一人の自己責任に--営業したければすればいいし、故郷に帰りたければ変えればいいし--されてしまいそうな雰囲気になっている気がする。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント