あきらめが悪いけど・・・・。 [バラ]
2020.5.31
こんにちは。
そうか。5月は31日だった。てっきり今日は1日のような気になっていた。一日得をしたな。
久々にバラの話。春一番に咲いたバラはピース、新雪、淡雪、春霞、ボンボラネッラ、ピエールドロンサール、シャルルドゴールあとは名前がわからないバラが4本ぐらい。名前がわからないバラは大体一番最初に買ったもの。育てられる自信がないものだから、何となく買ったものが多かった。しかしながら、今回は写真を撮る余裕もなく、あっという間にすべてが終わってしまった。2年かけて移動したバラ、そのほとんどはうまく根付いてくれたが、最後に移植したスパニッシュビューティがどうも枯れそうだ。
切り詰め切り詰め、水をあげていたが、どうも新芽が出てくれない。
これは根っこのアップ。生きているよという顔をしていないかもね。
あきらめたわけではないけれど、掘り起こすことにした。前に書いたのだが、ここの排水が悪いので、両側を堀り、砂礫を少し入れ、その上に腐葉土を入れた。これは庭の雨水対策で外溝の職人と植木職人が考えてくれた。その結果、確かに排水は良好になった。しかし、余り地盤
を固めていないのが気になっていた。土を入れたての場合、穴が開いて水がしみ込んで保水しない場合が多々ある。後刻踏み固めたり、指で土を押しまくって水が溜まるように調整をしたが、根には届かなかったのか、届き過ぎたのか?
移植後新芽が早々に出たが、それは根付いて出始めた芽ではなかった。その証拠に1週間ぐらいで新芽が枯れ始めた。
その後、水をこまめにやり続けた。
前回、5~6本の大木の移植はすべて成功した。その成功体験を今回も生かせるだろうと思い、水をやり続けたのだが・・・。
今日掘り返してみたら、このような状態になっていた。
水腐れだ。根っこは形としては残っていたが、土はどぶの臭いがした。完全に土は腐っていた。
実はスパニュッシュビューティーは別に挿し木をしていたものが1株あり、写真の株がだめなら、この場所に挿し木を移植しようと思っていたが、同じ過ちは繰り返せないので、今日掘り起こしてみた。
土が完全にカビ色をしている。かわいそうなことをした。
根を洗い。よ~く観察したが、これって生きている根っこだろうか。どぶ川からザリガニを釣り上げたときに見た色とどこか似ている。
やっぱり駄目か???
生前はこんなにきれいだったのに、本当に申し訳ないことをした。バラをお世話している人でなくても、この残念さはわかってもらえるのではないかと思いたい。
掘り起こした土が落ち着いたら挿し木で根付いたスパニッシュビューティーを植えようと思う。
私にとっては痛恨の失策だ。皆さんから見れば、ただの花じゃないかと思うかもしれないが、私にとっては結構大切な想いが詰まっているバラだ。
植えた当初(ほぼ10年前)なかなか根付きが悪く、成長も退化もしないバラだった。花は咲いたがそう多くの花を付けることもなく、ひっそりと鎮座していた。それが2~3年前からようやく自分を主張し始め、あれよあれよというまえに多くの花を付けるようになった。今回の移植後は、メインにしたいと思っていたバラであったので、非常に残念と思うばかり。
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