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本当のリーダーシップ [新聞記事]

2020.4.14

こんばんは。

今日は一日、旧家の整理と清掃をしてきた。まだまだやることは残っていて、困ったもんです。老人の身体は日に日に言うことを聞かなくなりつつあるようで、困った困ったと言ったところで何の解決にもならないから、ただやるのみ。

毎日がまたこの話題かと皆さん食傷気味の方も多いだろうが、これは政治の話の中でも一番自分たちの身近な話題だ。このときに政治家がどういう動きをしているのか、首相は、財務大臣は、立憲民主党は、その他野党はどういう動き方をしているのか。日々の詰まらない政治家の演説よりは、このコロナはよりわかりやすい話だと思うので、政治嫌いの方々には、いい政治の勉強機会だと思っている。

イギリスのワクチンに期待したいところだけど、まだまだ我々の手に入るのは1年先か2年先のお話らしい。何しろ対象が多いから、ワクチンが見つかって、製品化されても数が揃わなければ届かない。まず、イギリス、そしてヨーロッパ、そしてアメリカ、やっとアジア、アフリカか。気の長い話。その前に感染したしまったら犬死は覚悟しなければならない。だから、極力外には出ないことだ。人に感染させるというきれいごとを言う前に、自分が感染しないことが主目的だと思う。そして他人に移さない。クラスターをつくらない。他人に感染させないと続く。

どんな組織でも、とっつきにくく、指示を従わない組織がある。

「あそこはちょっとね。」

「俺が言っても無視だよね」

「この間なんか挨拶しても返してもくれない。思わず聞こえないのかなと思ったぐらいだ」「どうも俺と相性が悪い」

「俺より年上だし、先輩だしね」

「あの人東大卒だし」

こんな会話が陰口として、ヒソヒソと行われていることはどの組織にもある。

しかし、今回のコロナ騒動においては、それは許されてはいけないことだ。

国立感染研のキャパシティは全国にあるものを総動員しても3800件というのは事実だと思う。少しアンダーを見込んでも1~2千ぐらいは確かだと思う。

それに対して、民間の検査機関があることも事実。それは全国に900ぐらいあるという。それをラボというらしいが、そのラボ1カ所で10個のウイルス検査を依頼したとする。そうするとその合計は900×10=9000となり、国立感染研をより少なく見積もって1000として、合計で1万という数字になる。

1民間企業が10個の検体を調べるのは、実際問題として大した量ではない。ほかに民間はいろいろな企業、病院からの依頼があるわけで、その検査量は個々企業によって違うがコロナ10個でいっぱいいっぱいですということはあり得ない。民間は相当数の数をこなして利益を生む構図になっていることは間違いない。

ということは、感染研が民間にその調査を下ろすことを余り気乗りしていない。よく思っていないということは、まんざらないわけではなさそう・・・・・・・・と思えてくる。

世の中、それぞれの組織には、それぞれのよんどころない事情があって、「えっ」と思うことが多いのはご存じのとおり。それは民間の一企業内のお局様の事象であるならばかわいい限りで、多くの国民に迷惑を及ぼすものでもないし、ましてや我々の命が脅かされるものではないので問題は全くないのだが、このコロナのことに関しては、黙っているわけにはいかない。しかし、事態は刻々と動いており、そんなことでつまずいているわけにはいかない事情の報道関係者は、それ以上追求をする時間的余裕がないことも見えてくるので、後刻追求してほしいと願うばかりだ。

そんな事情があってもなくても、民間の場合は鶴の一声ではないが、「やれ」「やるな」の一言で方向ははっきりと決まってしまう。今回の場合、そのツルの一声は誰あろう、あの安倍さんのはず。しかし、彼はそれをしようとしない。力がないのか・・・・いや違う・・・その洞察力がないのだ。国の動かす組織は大きい。指示を出す、Aまでは動いているが、Cから先が動いていない。Cの責任者は誰だ。じゃ、Cを呼んでこい。そして、Cに誤りを正し、動かさない理由を求め、動かせという指示を出す。それが通常のやり方だろう。しかし、彼はその能力がない。しようとしない。揉め事は苦手だ。揉めなければ事をスムーズに進められるが、揉め事になるような人間がいると全く手が出せない。喧嘩のやり方を知らない。だから、今回のことも動かない。国民の誰もが「なぜ?」と思い、考えていくと何となくわかってくることも、彼はそれをその障害物(者)に真正面から文句が言えない。それは安倍一次内閣のときでもそうだったように、今回のときでも同じことが起こってしまった。

つまり、彼には本当のリーダーシップはないということになる。

そのことをよく覚えておかなければ我々は最大の後悔をする。

小泉さんが安倍さんに退陣したほうが懸命だと言ったのは、彼の力のなさを見抜いているからにほかならない。

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