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退場するかしないか、それが問題だ。 [マネー]

2020.3.18

こんにちは。

コロナのこともあり、愚息からのヘルプ呼び出しの回数が多い。たしかに3人も子どもがいては、この時期、学校には行かないこと、乳飲み子もいること、これはもうお手上げになることは当然の結末と言えば言えなくもない。まあ、人生最後のご奉公ということで目をつぶっている。しかし、ヘルプをすると知らず知らずのうちに自分の体が悲鳴を上げてくる。世の中のジジババは皆そうなんだと思ってはいるが、こんなことで自分の体が壊れてほしくないという思いも大いにある。

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投資をしている人たちにとっては大変な1~3月期となった。日本もアメリカも2万円(ドル)を超え、まだまだ「何とかショック」にはほど遠いと皆思っていたと思うときに、思いがけずにウィルスショックが現われた。これは誰もが予想だにしない事態に違いなく、今回のコロナショックは投資の歴史においては初めてのことだと思う。過去においては、スペイン風邪もあり、サーズ、マーズ、ジカ熱等々歴史に残るウィルスの歴史はあったが、今回、経済を直撃したことに特化すれば、人類初となった。

今回も多くの方が財産をすり減らしたと思う。為替で言えば、110円台だったものがあっという間に101円になったわけだから、エントリーしてノホホンとしていてはまさに一晩ですべてを失った方も多いはず。失敗は誰もが言いたくはない。だから表にはあらわれない。何百万も何千万も儲かったという話は誰でもしたがる。しかし、損失に前向きな方は世界広しといえども、そうはいるまい。

株と為替(FX)での絶対的な違いは、株はその会社がなくならない限り残り続けるということだ。500円/株で買ったものが一晩にして100円に下がってしまっても会社がある限り残る。1万株を500万出資して買ったとしても100万円になるだけで、それは残る。現物で買えば追徴もない。そして、いつしかまた元に戻る可能性は大いにある。

しかし、FXはそうはいかない。1万通貨を100円で買った場合、それが99円まで下がっても自分が保証金として入れているお金があれば、それは持ちこたえられる。しかし、入金してある保証金よりも大きく下がってしまった場合はペナルティが発生する。ロスカットという言葉でそれは言われるが、入金してある金額内で収まればいいのだが、それ以上に瞬間的に下がると、入金額以上の金額(損失)になる場合があり、請求がFX会社から来る。大体、それは一瞬に起こる。他国の投資家のプロが、ドルを強烈に買うか、売るかして無理やり価格を操作する。それに素人は対応する術がない。もちろん、その素人の方が大富豪で何十億も保証金を入れてあれば屁の河童かもしれないが、そういう方は少数であろうし、大体そういう富豪の方々は仕手側に回っているであろう。

運良くか運悪くか残ってしまった方にとっては、それをどういう処分をするかが問題となる。このまま苦い思いを胸にしまったまま退場するのか、「絶対に負けられない戦いがそこにある」とばかりにもう一戦交えるのか、ここは考えのしどころだ。

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