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為替の話 [マネー]

2020.3.8

こんばんは。

フクシマ50のドキュメントは見れず、録画しておいたので後日見ることにした。

9年前のあの日、「有事の時の円買い」の意味もわからず、その1年ぐらい前?いや、もっと近くの半年ぐらいだったか。全く記憶にはないのだが、不謹慎にもFXを始めていた私は、あの東日本大震災ですべてをなくした。

当時、自分の投資スタイルは独特のものであった。FX投資の話をしたのは私の友人で、別に勧められたわけでもないが、何とはなしの会話の中で「へぇーそんな投資があるんだ。下がっているのに儲けが出せるんだ。変な投資だね」ぐらいの調子で、自分もそんなに真剣に聞いていたわけでもなかったが、ネットで検索するうちに、これは自分でもできると踏んだ私は、FX投資をスタートした。根っから性悪説でいく私にとっては、投資信託をしたことにかなり後悔をしていたこともあり、人を介しないでできる投資に魅力を感じたのも事実であった。

対象の通貨は米ドル。理由は値動きが細かく動くこと。短時間で結果を出せることであった。私の言う短時間とは5秒、10秒の単位であった。つまり、買いポジションをとって、2~3日そのまま様子を見て、プラスになるまで待つというスタイルではなかった。ドルは細かく動くことを利用し、100.00で買ったら100.01になったら直ぐに売る。そして、また100.01の売りポジションをとり、1銭の下落で決済するというやり方であった。結果、1時間で四、五十回の売り買いが続くことになり、確実に利益は上げられた。もちろん、1銭で決済しても、それ以上上がることもあり、もっと持っていればいいときもあったが、そんな思いを入れることがFXの相場には無意味であると思い、一切の雑念を切り、単純に売りと買いを繰り返していった。値幅が1銭決済なので、当然、10PIPS単位、つまり、1000円の利益の繰り返しを続けた。もちろん、すべてがうまくいくわけではなく、急激に順番とは逆の方向に走る相場展開もあった。つまり、雇用統計とか、それぞれの市場が開くときなどは絶対に参加せず、相場的には中だるみの昼日中が多かったように思う。思惑を入れずに売り/買い-売り/買い-売り/買いを繰り返す。ちょうど曲芸師が綱渡りをするように、右足/左足、右足/左足・・・・と交互に行き交わしていくように、売り買いを繰り返していく、そんな感じであった。

このブログは、「それで私はFXで買って大金持ちになりました。通帳はほらご覧のとおり!その術を買いませんか」と言うつもりくサラサラない。逆に、そんなFX投資によって大損をし続けていますよと言っておきたい。事実、FX投資によって、簡単に儲けそうになった方、儲けてしまった方、いろいろといると思うけど、最終的には、大多数の方々が損をしてしまっているという現実を見なければいけない。

最近の相場展開は急激な円高が進んでいる。ついこの前までは110円台であったものが、あれようあれよという間に105円台になってしまっている。素人の多くの方は、コロナ騒動によって売りポジションに乗っている方々は、大いに気持ちを大きく膨らませているのだと思うが、その波を逆にとってしまった方、つまり、日本はウイルスの大発生で混乱をしているので、日本売りだと常識の常道を考えた方々は、当然、円売りのポジションをとったわけで、その方々は損切りの憂き目に遭うか、ロスカットに遭うかで多大な損を被っているはず。世の中、得をしている方もいれば、必ずその反対もいるわけで、すべてがウィンウィンは投資の世界ではない。

いずれにせよ、コロナが終息か、落ち着くまではドル売り-円買いが続くことは間違いはない。ただ、その流れが変わるときが必ずあるわけで、その変化は素人である我々はなかなかわからない。世に言う「潮目が変わる」ということだ。情報はいっぱいあると思っている方もいるとは思うが、素人が手にする情報は糞にもならない下流情報で、その情報を手にしたときは、相場はとっくにほかの情報に反応をしているわけで、情報難民の素人は非常に危険だということを肝に銘じなければいけないのだと思っている。

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