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健康診断。 [生活]

2019.12.25

こんばんは。

今日もいい按配に寒い日。このまま3月までは地球温度は低くなってほしい。特に海水温は心底、低くなってほしいと思う。大昔(今から50年ぐらい前の話)、私の住んでいる千葉のこの近辺は冬になると霜柱はもちろんのこと、水道管の凍結もたびたびあった。それ以前の小・中・高学校時代は東京の下町に住んでいたけれども、やはり朝の登校時には薄氷がよく張っていたものだ。

千葉でのこと。朝、水を出そうと思っても凍っていると当然のことながら水は出てこない。ずっと待っていると平気で2~3時間は出てこない。社会人でないころは、そんな無駄に時間を使うことも許されていたが、社会人になるとそうはいかない。朝は時間との戦いだ。あるとき、凍結しては困るので、就寝前に水道をそっと出しておいた。次の日の朝、台所の流し台を見て唖然とした。そのポトン、ポトンと出しておいた水が見事に流し台から水道の蛇口までつながっていたのだ。もちろん、凍りついてだ。丸で鍾乳洞。

餅は餅屋でばないが、冬は冬らしく、春は春らしく、夏は夏らしく、秋は秋らしくあってほしい。信次郎君、頼みます!


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今日は健康診断に行ってきた。結構閑散としている病院だった。午後だったかもしれないけど、診察室の奥から看護師さんの笑い声が聞こえてきたのにはびっくりした。昼休憩だったんだろうか。でも、昼休憩がとれるぐらい病院は閑散としているということなのか。

そんな笑い声の中、廊下の長椅子に座り、血圧を計り、開門を待っていた。早く着いてしまったのが幸いしてか、トップで名前が呼ばれた。今回は市の健康診断ということもあって、簡易なものだ。身長・体重・胸囲・血液・問診・尿でおしまいだ。小一時間もかかっただろうか。

廊下で待っていたときのこと。私の右側には私と同年代の夫婦。私の左側には一人の老人が座っていた。私との簡単な説明を終えた看護師は、右側の夫婦に歩みを進め、私と同様のことを聞いているようだった。聞くとはなしに聞こえてきた言葉は「脳梗塞」であった。どちらかが脳梗塞を患ったようだった。見た目はとくに不自由な感じはなく、ごく普通の御夫婦だったので少々驚いた。血圧の話になった。

看護師「もしご無理でなかったら計測していただけると・・・」

A「家で計ってきたんですが」

看護師「幾らだったんですか?」

A「???だったんです」

看護師「そうですか。できたら、もう一回計ったほうが・・・」

そんなやり取りが続いて血圧の計測。

看護師「幾らだったんですか?」

A「???です。家では??だったんですが・・」

家より悪いのだろうか? 妙に家の数値にこだわっているというか、それを出したいような雰囲気だった。でも、普通、病院に着いたとき、少し安静にしてから血圧を計るのが一般的だと思うが、いろいろこだわる人もいるんだなと思った。

もう一人私の左側にいる老人に別の看護師さんは話しかけた。

看護師「じゃ、後で血圧を計ってください。」

老人「うん、あのさ、大腸なんだけど、便が出なくてさ、この前出したんだけど、それを持ってきたんだけど」

看護師「いつのですか?」

老人「21日」

看護師「もう4日経っていますね。少し古いですね」

老人「そうかい。だめかい。困ったな」

そんなぐ~~の音も出ないような両サイドの会話を聞きながら、人はそれぞれ大なり小なり悩みやこだわりをもって生きているんだなと思った次第。


そうそう、今日はこれから「クリスマスの約束」があります。夜中の0時10分からだからね。とんでもない時間ですから、明日仕事の皆さんは録画して見るしかないでしょうが、そうではない方も見ることを少しだけお勧めしたい。彼も72歳です。彼自身もよく言っていることだけど、「先のことは約束できないけど、できるまで頑張る」ということだから、秒読みは近いと思って聞いていくことに間違いはなさそう。

彼の生きざまに少しだけでも近づきたい、近づこうと思っていても益々離れていくようで焦るばかり。今年も抽選に漏れた私としては、この番組を通して、来年は、来年はと思いつつ新年を迎えたいと思う。

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