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茜色になってわかること [生活]

2019.12.12

こんばんは。

本当は今日大阪に行くつもりだった。もう一人の愚息の孫の発表会があるとかで、普段は全く関心を持たない我々であったが、孫本人から来てほしいと名指しをされてしまった。これを断ってはジジィババァの名がすたると思い「行くよ」と返事をしたものの、腰痛発症のため、これをキャンセルすることとなってしまった。我々の目論見としては、ついでに奈良・京都あたりの観光でも行ければ最高だと思っていたのだが残念だ。家人には少々厭味を言われてしまったが、腰を悪化させてもまずいので、ここはご了承を願った。


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人生を色に例えると十代は何色なんだろう。二十代は・・・三十代は・・・四十代は・・・そして五十代は・・・六十代は・・・。人生には必ず色がある。

ゼロ歳から9歳までは空色。

十代は若竹色から若草色。

二十代は桃色か蜜柑色。

三十代は紺色から紺青色。

四十代は琥珀色から焦げ茶色。

五十代は柿色から黄土色。

六十代は唐茶色から柿渋色。

七十代は海老茶色から江戸紫色。

八十代は薄茶色から薄緑色。

色を名前をつらつらと並べたが、私はかなり色の名前に音痴だ。例えば、グンジョウイロと音で言われるとヤマブキイロだと平気で思ったりする。名前をいろいろ挙げたが、そのときは理解をしているが、今既におぼつかない。

まあ、適当に色見本を見比べながら書いてみたが、ここには茜色はない。

茜色は何色と何色を混ぜればできるかなんてことは、私にとって天文学的に難しい話だけれど、きっと茜色は人生のそれぞれの時代にあらわれる色なんだと思う。それはその年代に必要な色ではないかもしれない。人それぞれの気持ちに中にある色だと言っていいのかもしれない。ただ、茜色を思う気持ちは、ここで「一休み」、「もう一度」、「仕切り直し」、「一歩前進二歩交代」、「涙を拭こう」、「リフレッシュ」、「再出発」、「まだ大丈夫」、「リセットしよう」、「気にしない気にしない」、そんな言葉がお似合いだ。

私は茜色という色名を知らなかったけど、その言葉を聞いたとき、夕日が沈むときの太陽の光の色だなって、何となく思った。

人生の終盤にも茜色はお似合いだ。これは二度と再び昇らぬ太陽かもしれないが、茜色はどの人生にも輝く。きっと若者の皆さんにも届いているはずだ。

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