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基礎を固める。 [新卒・転職]

2019.12.8

こんばんは。

今日も寒い。足元にはガスストーブ。洗面所にはデロンギと防寒対策は怠りない。

NHKでは連日防災の話があった。我が家ではまだ防災対策はやっていない。都度、防災グッズは買ったりはしているが、それを家のどこに、どのように保管しておけばいいのかは、なかなか難しいところだ。押入れの隅っこに仕舞ったのでは、いざというとき取り出せないだろう。グッズの総量は結構な量で、リック一つで納まるわけもない。何事も経験がないものだから、ついつい回答を見つけられずに、いつの間にか、そのまま放置となる。それの繰り返しだ。リビングの物入れにラップと手袋、マスクにマウスウォッシュ、懐中電灯、トイレグッズ。納戸には寝袋、玄関には水、テレビ台のラックには手回しラジオ・・・・あっち少し、こっちに少し。こんな状態で自分たちが生き延びる方法は、地震が治まった段階で家に戻り、それらのグッズを拾い集める方法しかないと想像はつく。それで大丈夫かと言えば、大丈夫なはずは・・・・・多分ない。

そんな万が一の備えの回答も見つからない。お恥ずかしい話だ。

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今日、家人と車で移動中、今の人たちはどうして結婚しないんだろうという話になった。仲人?草食?機会?・・・といろいろあるだろうけど、やはり、生活の基盤である職業じゃないかという話になった。正社員にならない、なれない。いや、「ならない」より「なれない」ほうが勝っているんじゃないか。「ならない」人もいることはいるが、そう多くはないだろう。自由に働きたいときだけ働くと思うのは学生時代までだ。幾ら私のようなアンポンタンであっても、将来は何となく企業に勤めてお金を稼いで好きなものを買うと考えるのが大方の道筋だ・・・と思う。しかし、企業は正社員ではなく、派遣社員、アルバイトの採用での妙味を知ってしまったが故、それを今更、正社員に置き換えて人件費を圧迫したくないと思ってしまったのは企業にしてみれば、当然の帰結かもしれない。

じゃ、どうすればいい?ということなる。

自分を含め、自分の同窓の人生を顧みてみると、大きく努力をした人は、それなりに人生が開けているということだ。私たちの時代の1970年代半ばは日本は成長期であった。しかし、常道から外れた人生をスタートした人たちは、なかなか元に戻ることは叶わない人たちが多く、決してその良き時代が我々すべてをすくい上げてくれるセーフティネットになっているわけではなかった。しかしながら、大学(高校)を卒業した者が就職活動をすれば、それは正社員しかなかったのは事実だ。全く企業の知識、社会人としての知識がなくても、突如として正社員として社会の一員になれたことも事実。つまり、就活に2~30社を受けることなど、その時代にはあり得ないことで、せいぜい3社ぐらいで内定してしまった。しかし、今は違う。決してえり好みをしているわけではないのに内定がとれない。これは事実だ。じゃどうする?その対抗策は、もっと時間を遡って仕事についての勉強するしかないということだ。それは自分だけでは限界があるので、学校で、授業で、先生が仕事の必要性、仕事は何のために選び、働くのかということをきめ細かく学校で教えることが必要な時代になったということだと思う。日本は余りにも学生と社会とをつなげて考える回路がない。学校を卒業したと同時に社会人になる、ならなければいけないのに、その学習をしない学校はおかしいというか、その存在価値がない。三角関数を誰よりも早く解くことも必要だが、それよりも、三角関数が社会にどのように役に立つのかを教える先生が何よりも学生には必要な時代になったんだと思う。

資格をとる。これもありかと思う。大分前に資格を5つも6つもとっている人がいると聞いたことがあるが、それは意味がない。テレビゲームではないのだがらアイテムを増やしたから、自分を守ってくれると思ったら大きな間違いだ。司法試験をとったばかりの人間と、弁護士資格を持っていない弁護士事務所に働く20年事務職員、どちらが法律的に正しい判断がつくのかといったら、新人弁護士ではなく、弁護士資格のない弁護士事務所勤務の事務員20年選手だということが往々にしてある。資格はその道のスタートラインに立っただけだということを忘れてはいけない。

何はともかく、生活力の基礎を固める。生きる糧を稼ぐ。そのやり方を見つけることが大切だと思うのだが・・・・・。

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