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守るべきものと守らざるべきもの [新聞記事]

2019.11.28


前略。


どうでもいいことと片づけることは、あまりよいことではないと思うので、ここに一筆したためることにしました。

確かに我々庶民にとっては、どうでもいいこと。しかしながら、一応法律があって、その法律に抵触、ほんの底をなめるような抵触であったとしても、それをあなたなりに償うのが日本と我々国民を守ることになるのではないですか。国民の多くがほんの一瞬であったとしても、尊敬と畏怖の念をあなたにもってしまった以上、その責任は大きいと思うのです。

史上最長の内閣総理大臣として、その名は歴史に残ってしまいます。きっと小・中・高校の年表にも載ってしまうのでしょう。その業績に泥を塗るようなことが続いていますよ。多くの方々は忘れ去ってしまうのであろう森友・加計問題に始まり、国税庁長官の「記録は処分しました」発言にはびっくりしたものです。それだけではありません。役人の公文書改ざん問題、昭恵夫人のオーバーランとも思えるご発言は公私混同の何者でもありません。そして、今回の「桜を見る会」には、キャバクラ嬢まで招待状が行ったとか、行かないとか。あれは公の行事であって、あなたの後援会の行事ではないのですよ。我々のような下世話な私人であれば、どうであっても法律違反をしなければ問題はありませんが、公人であるあなた方は、そうであってはいけない。絶対にあってはいけないのです。

東日本大震災の原発事故を起こした当事国となってしまった後も、国連の核兵器禁止条約にも批准せず、ローマ教皇フランシスコとの会談でも、平然と核兵器の廃絶をお話になり、核のごみ問題も解決していないのに、今度は女川町の原子力発電所の再開を決めてしまったあなたに対して、多くの国民は日本の政治体制に希望と夢と矜持を削がれ続けているのです。

政治家は、国として守るべきものと守らざるべきものを探す義務があり、それは太陽が東に沈んでいこうとしても曲げてはいけないことなのです。

今回のことだけではないのです。今までの枝葉末節のことの積み重なりが、我々国人の腹にボディーブローのように効いてきているのですよ。そのよい例が丸山発言ではありませんか。あれは、総理、あなたを見倣っているにほかならないのです。「総理が政治資金規正法違反をしていいんだから、俺がこんなことを言っても全く問題はない」とね。

あなたの祖父の岸信介、父上の安倍晋太郎のお二方は、頭を抱え、顔を覆っているに違いないと思うのは、私だけではないと思うのですが・・・・・・。

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