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不正の額が大きいとついつい・・・・・ [新聞記事]

2016.10.31

こんばんは。ついに明日から11月。ほとんどの方々は私も含め、1年のこの時期になると惰性で生きてきてしまったことに後悔の念にさいなまれる。まあ、そんなことも感じないで生きていくということの必要性もないとは言えない。それはそれで幸せ、順調な証拠かもしれない。

最近、記事を読んでいても、結構スルーしてしまうことが多くなっている自分に気付く。これは新聞社の記載している記事内容のせいではないとは思うが、それだけ自分が年老いたのか。いろんな原因を探ってみようと思うが、どうもそれもうまくいく術がないし、よくわからない。簡単に言ってしまうと怒りを忘れてしまった自分がいるような、それは自分の一番嫌うところだが、そう簡単に枯れてたまるかと思う。


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そんな思いを抱きながら朝日の記事にとんでもないことが載っていた。額も額なだけに、これはちょっと許せないなと思う内容だ。

それはこんな内容だ。

 

「・・・・・悪用されたのは、個々の封筒やはがきに切手を貼る代わりに、料金相当額を現金や切手で一括して支払う料金別納の制度。社内規定では、別納の支払いで使われた切手は、窓口の郵便部で「使用済み」を示す消印を押したうえで、総務部で細断処分することになっていた・・・・・・40代男性は、こうした消印のない切手を不正に持ち出して換金。総額は3年間で約1億4千万円。さらに、課長代理だった50代男性は、総務部に回る前の未消印の切手を持ち出し換金14~16年度で約4億円。換金された切手は回収されず、再び流通・・・・・」

 

たった二人で3年間で約5億円の横領。確かに別納郵便物に切手は張っていない。郵便数を確認し企業に請求する。切手は出たことになるから、当然、何らかの処分をしないと利用額と切手残数に差異が出るから処分をする。その処分方法はやりたい放題だということだ。もちろん、立会人はおらず、彼一人の裁量でできたわけだ。

毎日社内コンプライアンスを守りながら、同僚に遅れず、でしゃばらず、一見真面目に仕事に向かっている者としては、月末にもらえる給与明細はたかだか2~30万円。それを彼らは濡れ手に粟だ。これはどうやって発覚したのかはわからないのだが、見つかってよかったと思う。同じサラリーマンとして、それは許せない額だ。

 

そういえば、今日も彼らは集まっていた。私の家の近くに昔から郵便局のバイクがたむろする店がある。どういう経緯かは全くわからないが、たしか一杯飯屋だった気がする。学生時代、何もない駅から家までの道すがら、真っ暗な県道を曲がり切ったところに、かすかな明かりが灯ったお店がそのお店だ。何度かそこでラーメンとか、ニラ炒め定食を食べた記憶がある。今はそのお店はやっていないようだが、昼間の午後、何台かの郵便局のバイクが日を置かずに止まっていた。いや、正確に言えば、止まっている。一段落なのであろうが、昼の日中、まだ3時ぐらいだ。

かんぽの問題、今回の問題、彼らには関係のないことなのだろうが、この風景を見ると不信と憤りを感じる。


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