突然倒れ込んだ [生活]
2019.10.30
昨日、愚息宅から車で帰ってくるときこと。
時間は夜7時過ぎ。片側1車線、ガードレールなし、歩道は横幅1mもなく、20㎝ぐらい上がっている歩道だった。その右手歩道にオレンジの上下の合羽を着ている人が自転車にまたがっているのが見えた。合羽は帽子付きを被っていたので、多分、傘は持っていなかったと思う。私は信号を曲がって、直ぐにその光景が目に入ってきた。彼(彼女かも)は自転車にまたがり止まっていた。ペダルを踏み直しているのか、自転車に座ろうとしているのか、漕いでいて何かに当たってつまずいたのか、よろけそうになっていた。
次の瞬間、彼(彼女)はバタンと自転車に座ったまま車道に倒れ込んだ。対向車が彼と私との間になかったので、その情景が目に入った。2秒もしないうちにその後から対向車が走ってきた。対向車は信号が赤だったので減速中であった。
非常にラッキーだった。普通に40キロぐらいで走っていたら、確実にその人は車に轢かれていただろうと思われた。一瞬のことでもあり、夜道の雨、後続の車ということもあり、私はそのまま走り去ってしまったが、あの方は大丈夫だっただろうか。なぜ倒れたのか、そこが非常に知りたいところであった。以前、私も同じような経験をしたことがあった。昼、子どもであったが、同じように私の直前で倒れ込んできた。幸い、その子を轢かずに済んだものの、突然、車の前に倒れ込んできたものは避けようがない。それでも必死で車は止めなければいけない。車は自分の手の中にある場合はいいが、手の中から飛び出してしまうと、もう手に負えないことになる。車は凶器だ。そう痛感した一幕であった。
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