SSブログ

言い訳 [我が家]

2019.10.15

こんばんは。

今、愚息宅から帰ってきた。毎週おなじみの孫の面倒を見、夕食をつくり、また孫の宿題の面倒を見る。嫁も愚息も精一杯生きているので、私たちも精一杯世話をする。そこには何の忖度もなく、不満もなく、純そのものだ。あとはきれいさっぱり消え去るのみといきたいところだ。


----・----・----


我が家を建てて早10か月が経過した。その間、いろいろあったが、3つの業者に再修理をお願いした。皆さん一生懸命やっていただいたが、最後の一言がいけなかった。「ここを余り使わなければいい(通らなければ)」的なことを言われたことだ。確かにそこを通らなければ、異音はしないで済む。がしかし、そこを通る回数は一日何十とある場所。それを通らないで(使わないで)と白々しく言うことは消費者としては解せなかった。なにわともあれ、まずは自分の技術を磨くことだろう。なぜ音がするのか、なぜ不具合が出るのか、まずそこを確かめることが第一で、それをするなと消費者に言うことは自分の技量のなさをさらけ出すことにしかならない。自分としては、そんなことを言っては身も蓋もないので、言わなかったが、「ふぅ~ん、その程度の技量なんだ」という言葉を心の中にしまい込んだ。

そういう技術者は、世に言う「達人」にはなれない人だ。別な言い方をすれば、そういう技術を持っていなくても、その疑問はどうして、その消費者は抱いたのか、何が不自由なのかと心を、気持ちを寄り添うことは必要であろううし、相手の気持ちに沿って初めて解決策が生まれる。

これは人が人として仕事をしていく上では、どの分野でも必要なこと。それをわかっている人が「一角の人物」と言われる人になるのだと思う。言い訳を言っている者にとっては、それは遠い雲の上のことであり、その存在自体全くわからないことだろう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント