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サーマルリサイクルと温室効果ガスは言葉の遊び? [新聞記事]

2019.4.17


こんにちは。


やっと対外的な仕事は終了し、昨日は少しだけ自分たちのために時間を使った。

人に使われる時間と自分だけのために使う時間は大いに違うけど、その感覚の違いに直ぐに慣れてしまうのは凡人のなせる技か。私という凡人は、自分のためだけに与えられた時間のありがたさを、その中に入った瞬間、ものの見事に忘れる。忙しいときは、暇になったら、あれをしよう、これをしなくちゃいけないなどと、さも自分は忙しく、やらなければいけないことがいっぱいあるのだと言い続けているのだが、いざ、その段になると、すっとそのやるべきことを忘れてしまう。忘れてしまうのか、明日でも、明後日でもいいと思うのか。自分自身のことではあるけれど、よくわからないので情けない。まあ、凡人は凡人だから仕方ないと言えば仕方はないが、すっと電光石火のごとく雷神が下りてきて、対外的に忙しくないときにも、やるべきことをびしっとすり込む技を伝授していただければとつくづく思う。


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表題にあるとおり、よいことも悪いことも、そのネーミングは結構よい響きを持つことが多いというお話。これは役人が付けたものなのか、外国から来たものなのかはよく知らないが、まず「サーマルリサイクル」という言葉。

「サーマル」は熱という意味。

「リサイクル」は再利用という意味。(皆さん、十分にご存じだ)

つまり、熱を再利用するということ。

いい響きで、いいことだと誰もが思う。私もそう思う。

しかし、現実にどういうことか。


ゴミは燃えるごみと燃えないごみで分別して出している。燃えるごみは、ご承知のごとく生ゴミなどの燃えるごみ。燃えないごみは納豆の容器とか、ヨーグルトの容器、トレー、お弁当のプラスチック容器などなど。東京都内23区はすべて一緒らしいが、私の住んでいる地域は燃えるごみと燃えないごみで別々に回収している。

そこで疑問が沸いてくる。その燃えないごみの容器は、一体どこに行くのか。全部引っくるめて破砕して再利用??--確かにそうやっていると三角マークが誇らしく片隅に付いての再利用もあるようだが、その量は1割ぐらいらしい。それじゃ、残りの9割はどうしているの?


焼却処分をしている。

分別作業のコストがあるだろうし、再生利用するコストも高い。燃えないごみの再生には経済理論は全く入る余地はない。だから焼却処分をする。

そこで考えたのが-------とは言わないが、「サーマルリサイクル」という言葉と方法。

燃えるごみも燃えないごみも一緒に燃す。「燃している」だけでは按配が悪いので、その熱を「再利用している」と言う。だから、環境にもいい??二酸化炭素を出す方法だけど、再利用しているからいい?

サーマルリサイクルと言えば、響きは悪くないと悪徳代官が考えそうなことだけど、日本はそんな国ではないと信じたい。

すべてがコストだけ。コストだけを追っていると、いずれとんでもないことになる。

平成は災害の年だったけど、平成は終わるから災害も終わる?・・・・・・・・・・・・・・・・・わけはない。

温暖化はもっともっと悪くなっている。3~4日前、真夏でもないのに雷がなった。それは地表面の空気が思いの外高いからにほかならない。気象学は全くわからないから大仰なことは言えないけど「当たらずと言えども遠からず」だと思うよ。

そこを平然と「サーマルリサイクルをしています」と言い放つことに唖然とする。

「温室効果ガス」は何か効果がありそう。いい方向に行きそう。そんな響きを持っているけど、確実にこれは「温室悪化ガス」。

「サーマルリサイクル」、「温室効果ガス」、どちらも言葉の遊びをしている場合ではない。日本の少子化もそうだけど、地球もそんな時間的余裕はないような気がする。

こんなことを言うと地獄に落ちるかな・・・・・・・・


・・・・・・・・・・焼却するのは遺体だけで十分だ。

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