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そして誰もいなくった・・・・・ [生活]

2019.3.29


こんにちは。

今日は曇天で寒い。昨日の夜から急激に寒くなってきた。


世は元号の改変で盛り上がりつつある。なんだろうね。「安平」「安士」「安政」はやめてほしいな。

どうしてか・・・・何となくね。あの人の顔が浮かんでくる。でも最後は、その方の裁量で決まるんだろうから、ちょっとというか、大分悔しい。


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昨日は納骨の準備で忙しく出かけていた。お坊様と親戚に手土産を買い。香典のお返しのカタログギフトを注文。金額が皆皆違うから結構難渋した。家族葬で我が家は親戚が少ない。しかし、20名弱はあるから、そこそこ時間はかかる。そして、愚息宅に行き、孫の世話と送り迎え、夕食を準備し、帰ってきた。

自分は小学1年生で3桁の足し算、引き算ができただろうか。今の子はかなり進んでいるようで3桁と2桁の引き算をスラスラ答えていた。最近の小学生事情は全く知らないがビックリするばかり。

愚息の孫だから愚孫になるわけで瓢箪から駒とはいくまいけど。
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以前書いたことだが、拙宅の近くに社宅がある。多分、NTTさんのものだと思うが、東日本大震災で避難された方々の仮住まいに提供してものだと推察している。当時は10世帯ぐらい住んでいたように思う。夕刻、ランニングで通ると部屋の明かりが幾つか灯っていた。3年目ぐらいからであろうか。その明かりの数が少しずつ減っているのに気がついた。最初は帰宅がまだ遅いのからだとばかり思っていたが、どうも違う。正確に数えるほど気にもしてはいなかったが、今から2年前にはっきりとその数を確定した。2年前は週に3回ほどランニングをしたが、そのランニングで垣間見える明かりの数が明らかに簡単に数えられるようになった。間違いなく、その数は2つだった。
その明かりの1つは2階の右端、もう一つの明かりは3階の左端だった。その2つの明かりはいつも競うように元気よく灯っていた。駐車場の車も2台止まっていた。
それから1年がたったころ、いつの間にか明かり1つになった。私の気持ちは何となく1つにはなってほしくなかったので、いや、きっと出かけているに違いないと思い続けた。たげど3階の左端の窓は二度と灯ることはなかった。
そうなると、残りの2階右端の窓が気になって仕方がない。自分のためのランニングが、いつの間にか2階の窓明かりのためのランニングになっていった。今日もついていた・・・今日もついていた・・・そして明日も・・・といつもその窓を見つつランニングをしていた。
 
その住人が誰だかは知らない。どんな家族構成かも知らない。もちろん名前も、どこから来たのかもしらない。しかし、間違いなく、彼らはその社宅を去り、二度と社宅に明かりが灯ることはなくなり、福島ナンバーの車もいなくなった。
とこかで新しい生活を始めたのだろう。頑張ってほしいと祈らずにはいられない。

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