前進は望めるわけもないが・・・ [母のこと]
2019.1.27
こんにちは。
いい天気の分、北国では猛吹雪に違いない。そんな大雪の日に長男が生まれ、義父が死んだ。
雪が降るときには、必ず異変が起きる。そんなことをついつい思い出してしまう。
奥多摩の林道を4人全員、つづら折りの100mあった一つ下の道に落ちていったときも大雪であった。
無事があるからこそ、今でも行き来があるが、みんないい思い出だ。
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母は元気に低位安定している。以前と全く違いないが、一日食パンにしたら8枚切りを1枚。ポカリなら200㏄がやっと。そんな彼女が寝たきりになり、今年の夏で3年が経とうとしている。
今回、恐れていた褥瘡らしきものができ始めてきた。足は自分では全く動かすことができない。右足外側側面が化膿気味だ。骨川筋衛門状態の彼女の足は、床にすぐ骨が付いた状態だから、仕方はないと言えば仕方はないが、そこはやはり、切ない気持ちが沸いてくる。
訪問医に処方された薬を付け、ガーゼを換える作業が毎日続く。これといって悪化しているわけではないが、直るわけでもない。足もだんだんと曲がりにくくなっていて、マッサージをしながら足を伸-縮めをかなりの力を入れやっているが、膝裏側の筋はキンキンに張ってしまっているので100%までとはいかず、40%ぐらいしか伸びた状態にはならない。30分ほどマッサージをするが、それだけで私の腰と腕もキンキンだ。
世の中には、私のような介護をしながら仕事もするといった方々はかなり多くなった。昔は「介護」という言葉さえ言うことが憚られるようなところがあったし、「介護」と言っても「えっ?」と言われることが多かった。それだけ社会的に認知されてきたことは救いと言えば救いだ。
介護する立場も辛いが、当の本人はもっと辛いのだろう。それを忘れてはいけない・・・・と自問自答する日々が続く。
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