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妊婦税 [新聞記事]

2018.12.14


こんばんは。


今日は雨も降らず、庭の泥水も少しは減った。しかし、ぬかるみは相変わらずで気をつけて歩かないとすってんころんと相成る。荷物運びは当然、安全靴履きながら、吉幾三の「・・・・・~ワークマン~」でも歌いながらの作業となる。そんなことでもしないと気持ちは凹むばかり。


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妊婦税とは一言も言っていないとお役人からは怒られそうだが、妊産婦が医者にかかると医療費が余分にかかるというニュースが載っていた。全くひどい話で、医師経由の厚労省の役人が机上で考えることだから、お手盛り根性で思いっきりとれるところからとろう。診療代の中にそっと入れれば国民はわからない、とばかりに入れる代金のこと。


医者「おい、最近売上が上がらないんだよね。何かいい手立てはないかな」

役人「初再診もやったし、国の予算もあるしね、早々初診料も上げられないな」

医者「そうか困ったな・・・・」

役人「おい、いろいろな患者がいると思うけど、患者で時間のかかって効率の悪くなる患者はいないかな」

医者「やたら文句をいう患者は困るな。なかなか次の患者に進まない」

役人「クレーマー税なんては言えないし、そりゃまずいでしょう。ほかに何かないかい」

医者「そうそう、この間、10か月の妊産婦が来て診察をしていたら、急に気分が悪くなったらしく、横になってもらったりして、30分はロスしたかな。」

役人「それそれ、妊産婦はやたら動きが遅いし、診察途中でイレギュラーがあったり、処方箋を書くのでもいろいろと慎重にならざるを得ないから、妊産婦に少しだけ診察料をとろう。それがいい!」

医者「越後屋、おまえもなかなか悪よのう・・・・」

役人「いえいえ、お役人様ほどでは・・・・」

医者「馬鹿言え、役人はおまえだろうに」


・・・・と言ったかどうかはわからないが、大体、通り相場はそんなところだ。

人口減少が進む中、日本の社会保障体制が揺らいでいる最中であっても、そんなことはお構いなし。医師会、薬剤師会は自分の利益しかお考えにならない。それをまた公職にある議員が誰一人としてわからない。何のための公職なのか。誰のための議員なのか。

安倍君も自分のスキャンダルの火消しで躍起になっていたりするから、そんな小さなことにはお気づきにならない。


みんな目先のことだけ。自分のことだけ。我田引水、私利私欲・・・・・・・・・・・・・絶望的に情けない。


90円、120円(金額は合っているかわからないが)、皆さんにとって微々たるお金だと思っているだろうが、それはとんでもなく巨額になることは忘れてはいけない。3割負担の方がほとんどだと思うが、医者の懐に入る額は90円でも120円でもない。その3.3倍の297円であり、396円ということになる。それが一日何人受診するのだろう。しかもその規模は日本全国だから、医療費は膨らんでいく。それは皆皆現役諸君の社会保障費から支払われる。その金額がなければ、それだけ社会保障費は上げずに済むかもしれない。出費は、そういう小さな額の積み重ねからなっているわけで、皆さんも十分にご承知のとおり、家計簿と同じで、各々の項目を少しずつ減らすことによって蓄財は成り立っていく。国はそのスケールからしても小さな額でも決して馬鹿にした額ではないのだ。


1日1,000円のお小遣い。780円のランチを食べれば残りは220円しかなくなるわけで、タバコを吸う方は2日に1箱がやっと。ならば、500円のランチにすれば、500円浮くから1日一箱ペースは守れるとなる。そうやってみんな節約していく。それが日本の常識。

それを政治は懐深く手を差し入れ、へそくりを引っぱがしていく。

以前にも書いたが、お薬手帳の件。調剤費と称して、お薬手帳に張るシール代金として、50円の加算がある。あれだけのシール、国民のどれだけが必要としているのだろう。あれの医療費総額は500円だ。あなたの医療費の領収書のすべてに調剤費なるものが加算されている。1年間で30枚領収証があれば、きっと500円×30=1万5,000円もの医療費があのちっぽけなシールに支払われている。(最近はお薬手帳を持っていかないと、それに対しても医療費が加算されるんですから気をつけて)


小泉純一郎さんの愚息が議員がやっているが、ここのところの突っ込みはあんまり芳しくはない。医師会にも気兼ねをしながら発言するようでは、日本のお先は真っ暗となること請け合いだ。

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