ノーアポイントと人生の目標 [生活]
暑いですね。こう暑いとバラは春が来たと勘違いをする。
これからよりバラ枝を詰めようとしている者にとってはちょっと困ったなという気温。
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昨夜、野茂さんの録画を見、もうそろそろ風呂に入ろうと思っていたところに「ピ~ンポ~ン」インターホンの音。誰っ?
新築担当の営業所の所長の顔を画面には写っていた。
「山田さんだ」
急ぎ玄関を開ける。こっちは夕食を食べ、ゆったりとつくろいでいたが、急ぎ招き入れた。
こういうこと(急に客人が来ても直ぐに対応する)には夫婦とも案外と慣れているので、来るのがわかっていたかのようにすばやく席をつくり、招き入れた。
用件は十分にわかっていた。今日のメールの件だ。一通りの説明を聞き、何とか庭の造作で雨水は流していくとの説明。別に実害があったわけではないから、説明を受ければ、それなりに納得はする。
・・・・が、しかし、言うべきことは言っておかないと気分が少しも晴れないので次のことは言っておいた。GLを設定し、基礎高を決めるわけだから、ミスを犯したのはそちらだ。土台が低くなければ、そんなことはなかった。できることなら、ジャッキアップをするか、建て直してくれとまで思っていると。
前回も書いたが、既存住宅ならいざ知らず、更地を馴らし、土を入れ、建物を建てたわけだから、それはそちらの判断ミスではないのか。
しかし、今更そんなことはできるはずもなく、かしこまった表情の所長さんは、淡々と状況を説明し、淡々と改善策を述べていった。私も重々こちらの気持ちもいい、不都合があったら、対応しろということを言って終わった。
20時ごろ来て、22時ごろには帰っていった。
家人もそこはそつなく、少量のラ・フランスと煎餅を手土産に持たせた。
人生は思ったとおりには行かない。家づくりも、恋愛も、教育も、友情も、投資も、そして自分の人生の目的もだ。
しかし、だからといってなおざりにしてはいけない。「なるようになる」ことは決してないから必死に努力する。努力することで新しい道がきっと開かれる。幸いにも努力しようという気持ちになれる武器が人間にはある。ハローウィンで浮かれることも必要だ。でも、浮かれているだけではただの阿呆だ。
次に自分が何をすべきか、君の人生の目標はいつも君の前から隠れようとしている。
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