すごいね--大坂なおみ [新聞記事]
2018.9.9
おはようございます。
早朝からビックニュースが飛び込んできた。
「大坂なおみ 全米優勝」とヤフーニュースが流してきた。
試合内容的にもいろいろあったようだけど、やはりそのインタビューの表情が印象的。
彼女は勝者なのに、ちっとも勝者の顔をしていなかった。むしろ、敗者のような顔をしていて、何かにおびえているような、そんな顔をしていて、なかなかそれが理解できなかった。
セリーナ・ウィリアムズの地元での試合。しかも出産後、お祝いの意味も込めての試合だったようで彼女が勝って祝福という道筋があったのだろう。大ブーイングだった。
しかし、試合は試合。全くウィリアムズは歯が立たず完敗。
ウィリアムズの抗議は見るに耐えなく、見苦しいと米国紙も伝えていたが、それにも増して大坂なおみのコメントが印象的だった。
それはWOWOWでの出来事。
同席したのはWOWOWのアナウンサーと伊達さんと外国人の〇×さん(名前はわからなかった)との最後の会話。
女子アナ「なおみさん、あちらのカメラに向かって、日本の皆様に一言お願いします」
なおみ「日本で起こっているいろいろな災害を、アメリカにいるけど、私はよく知っている。それにお悔やみを言いたい」と言葉少なに言ったことだ。
「快挙! 20歳、全米オープン、日本人初優勝」、このフレーズはアメリカのアナウンサーもはっきりと言っていて、日本人の日本びいきの私たちだけが言っているフレーズではない。確かに快挙だ。
4億円以上の優勝賞金も手に入る。
有頂天になるはずの彼女の口からは、そんな喜びの言葉は一切なく、意外にも日本の現状、惨状を見舞う言葉だ。
ウィリアムズに勝ったこともすごかったけど、私は、そのコメントに彼女の尊きすごさを感じた。
2018-09-09 11:02
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