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介護(ヘルパー)のモラルハザード [母のこと]

2018.7.29


こんばんは。


久々に母のことを書いたが、先日、かなり気になったことがあったので書いておきたい。


それは棟上げ式の日のことだ。棟上げ式は17時半だということで、母の家に17時ごろ行った。ちょっど、介護の時間と重なっていたが、棟梁ほかのメンバーを待たせてはいけないと思い早めに母の家で待機をしようと思った。


介護さんはよくやっていただいているので、日々感謝をしている。以前、介護さんに同伴してやっていることを見る機会があったが、「違うな、そうじゃないんだけどな」と思うことが多かった。口出しすることは、やっている方には申し訳ないので、極力、同伴しないことにして、気がついたことは連絡ノートに記載するなり、ケアマネに伝達することにしている。


そのヘルパーさんは何度か見たことがある方だった。


詳しいことは端折ることにする。


一部屋の電気を付けて退室することだけのことだが、その手順が、ヘルパーさんのモラル・ハザード(倫理の欠如、バレなければいい)であった。


1)ヘルパーさんが退室するときは、風呂場の電気は付けて退室する決まりになっている。

これは防犯上、19時、20時に暗いのはいかがなものかということになった。しかし、寝たきりの母の部屋の電気を付けたままに退室もできず、どうしよう。


では、風呂場を付けておこうということになった。


私たちが母の部屋を訪れたのは、17時過ぎ。外はまだ明るく、西日はギラギラと照り付いている状態であったが、もう既に風呂場の電気は付けてあった。


その日の昼間、私はいつもどおり、昼食の介護をし、風呂場の電気の確認もしている。

人間のやることなので、朝来た方が風呂場の電気を消灯することになっているが、たまに忘れる。それは十分に理解しているし、私が消せば済むこと。それも理解している。


つまり、彼女は彼女の段取上、母の家を訪問した段階で風呂場の電気は付けたということだとわかった。


明るくても、何でもいい。結果において風呂場の電気を付けておく状態にしておかなければいけないので、彼女は電気を付けた。ただそれだけのことだ。


では、母以外の家族が、そこにいたら、どうしたのだろうか。日没にはまだほど遠く、西日ギラギラ状態のときに、彼女は風呂場の電気を付けただろうか。


介護ヘルパーのモラルハザードを考えさせられる日になってしまった。

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