新幹線に乗るよ [新聞記事]
2018.6.11
こんにちは。
看護師さんの来る日。介護は休みだから、朝のうちに母のことは済ませておいた。
めまいはよくはなったが、まだ何となくおかしい。なんかボンヤリとしている感じ。
看護師さんに血圧を計ってもらったが自分の中では常態値(60-118)であった。
午後は病院に行けと家人は言う。明後日は名古屋に行かなければいけないので余計な
心配は払拭しておきたい気持ちはお互いさまだ。
----・----・----
明後日、新幹線に乗る。名古屋までだ。
いつも事件が起こるわけではないが、そんな異常者を見分ける術は私にはない。
でも、そんな場に自分が立ち会ったら、亡くなられた彼の場所に自分が座っていたらどうしただろうかと、ふっと思ってしまった。
別に英雄にはなりたくはないが、やはり異常者に向かってしまったんじゃないかと少しだけ思う。
命を落としては元も子もないが、彼の行動で新幹線内の犠牲者が防げたことは確かだろう。
ましてや、異常者のガタイはそんなに大きくはない。プロレスラーぐらいのがっちりした体格だったら知らんぷりをしてしまったかもしれないが、人並みで、強面でもなければ、ついつい手が出てしまうかもしれない。
そのとき、もう一つ、男手があればと思う。
犠牲になられた彼には奥さんがいる。
異常者には極刑を望みたいが、精神鑑定をして該当すれば、早々に巷に解き放たれる。
そんなことはあってはいけないと思っても、それが法律であれば致し方ないのか。
自分を防御する方法は、年齢には関係なく、身につけなければいけないことかもしれない。
コメント 0