見逃してはいけない、あのこと [新聞記事]
2018.3.29
おはようございます。
生きてきて長い時間が経ったが、今年初めてゆっくりと桜を愛でた。もちろん、車窓とか電車の窓とか、街路樹とかで目に入ることはあったが、ゆっくりと桜の木の下で見たことはなかった。
仕事上、年度末はいつも忙殺であったので、家で粛々と仕事をこなすし、やっと仕事から開放されたころには既に花は舞い落ち、ボクトツとしたただの樹木と化していた。
だからかもしれない。桜はいつもいとおしく、そして新鮮だ。
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証人喚問について、皆さん肝心なことを忘れてはいないだろうか。
近畿財務局の職員が命を賭して行った行為だ。
彼の訴えは紛れもなく、その本質を突いているのではないか。佐川さんは自分の保身のためにだけ答弁をなさっていたが、近畿財務局の職員の行動は、まさにその真相を暗に語っているのではないか。
佐川氏が自身の判断で、また部局の判断で彼にそれを命じたのであれば、彼は命を絶つだろうか。
私が近畿財務局の職員なら、本庁の命令だから、上司がやれと言っているからといって、どんな違法なこともやってのけたであろうが、自分の命をかけることはまずないし、その必要性を感じない。
そこには、理財局以上の力が存在し、それを抗う力は彼にはなかったということかもしれない。
死んで花見が咲くものかと言っては酷過ぎる。
彼の死は、私に限らず国民皆の共通認識でなければ、彼も、彼のご家族も浮かばれない。
唯一、彼の意志を貫く術は、彼の遺書を公表することではないかと思うのだが、如何?
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