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今日も命をかけている妻がいた [生活]

2018.3.25


こんばんは。


今まで戦争のような2日間であった。


愚息一家が久々に来た。すべて丸抱えで歓待する。嫁は臨月。

これとは一切関係なく、我々は歓待する。大抵我が家に来たときは夫婦は孫を置いて買い物に出かける。普段孫がいてはゆっくりと買い物ができないという理由もある。今回も孫と私たちで4~5時間を過ごした。家でかくれんぼをし、公園で散々遊具遊びをし、4分咲きの桜を潜り神社にお参りをし、近くのコーヒーショップで昼食をするという定番のコース。


ここは個人で営んでいるお店、2~3年経つだろうか。いつも繁盛している。特にこれといったものはないのだが、やはり料理が支持されていることが一番か。


今日もママ友らしき団体ほか、14時を過ぎていたにもかかわらず6割は埋まっていたようだ。


私は一昨日の早起き睡眠不足状態が残っていたので、午睡を3時間近くしてしまった。

妻はその分負担が多かった。


彼女は、朝食を孫と一緒につくることにしている。孫も自分でつくったものは、多少まずくても、嫌いなものであっても自分の愛情が料理に注ぎ込まれるせいか、よく食べる。大体残さずに食べる。今日も完食であった。


2歳と6歳の孫のやれることは知れている。しかし、愚妻はしっかりと辛抱し、ほめ続ける。孫はそれに応えるように一生懸命料理をつくる。


私は到底我慢ができず、「ダメダメ・・・・・」と駄目出しを連発してしまうが、愚妻は一切それはしない。しっかり孫の気持ちを受け止め、すべてを紅葉のような手でやらせる。失敗しても取り上げることはない。


彼女も3~4時間しか寝ていないが、その後、鬼ごっことか、お絵描きとか、いろいろと孫の相手をしているようだった。


年を重ねると確かに命をかけて老夫婦は孫の世話をしなければならなくなる。肩も痛みがあり、とっさには孫をつかめないことも事実。


年はとりたくないなと思いつつ、今日も命懸けでの孫の世話が終わった。


神社に行ったときのこと。


私「何をお祈りしたの?」

孫「教えな~~い」

私「随分長いことお祈りしていたじゃないか」


たしかに6歳の孫は、私より、愚妻よりも多くの時間お祈りをしていた。

我々が踵を返し、鳥居を超え神社を出ようとしたとき、ふと振り返ると彼はまだお祈りをしていたので、妙に気になった。


私「じゃ、何個お祈りしたの?」

孫「2つ」

私「5円で2つか。もうちょっとお金、入れればよかったね」

孫「ご縁だからね」

私「そうそう。 で、何をお祈りしたの?」

孫「ジイジとバアバが103歳まで生きられるようにお祈りしたんだ。あと、大金持ちになれるように」


私たちの疲労は一遍に吹き飛んだ。


その孫だけ、今日はお泊まりをしている。


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