スワップの値は重要です。 [マネー]
2018.3.2
こんにちは。
今日は非常に穏やかで気持ちがいい。これで外に出らればいいのだが、私はひどい花粉症なので、そうもいかない。洗濯物も浴室内乾燥機⇒部屋干し⇒デロンギという形が我が家のコースになる。
----・----・----・----
たまにはマネーの話。
久々に塩漬けになっていたFXを見た。
2つ口座を所有していて、1つは12年後にはプラスになる。塩漬けになると否応もなく遠大な計画となる。
多分、私の代では精算はしないだろうから、愚息たちが、ほくそえむ金額となり、十分に享受できるだろう。
別に彼らに残すつもりは毛頭なかったのだが、やはり素人の域を出なかった。
「こいつ10年も先のことはわからないだろう」にと思われている御仁もいるかと思うけど、金融は確かに一寸先は闇。それに加えて過去20年間(それ以上は歴史がない)をやっと過ぎたチャートしかないわけで、その論拠も脆弱といえば、かなり脆弱。
しかしながら、それをもとにするしか方法がないわけで、多くの方がそのチャートをもとに小遣い稼ぎと思い、やり続けた結果、確実に損を被る。
ということで、より慎重にチャートを見るしかないことになる。
これも以前書いたと思うけど、どこの通貨であっても1pipsが最低売買単位で、1pipsに対して損得が決まる。
つまり、1銭上がると1pipsに対して、「0」が2つ付く。
????何を言っているんだい、このオヤジと言われそう。
つまり、アメリカ・ドルでもオーストラリア・ドルでも、ニュージーランド・ドルでも、南ア・ドルでも、中国・ドルでも皆同じ。1銭上がると100円プラス。10銭上がると1000円プラス。
10pipsなら1銭上がると1000円プラス。10銭上がると1万円プラス。
1pips・・・アメリカ・ドルなら3万5000円ぐらいで買える。南ア・ドルなら3500円ぐらいで買える。
10pips・・アメリカ・ドルなら35万円ぐらい。南ア・ドルなら3万5000円ぐらい。
1日100円利益が出ればオッケイという人は、1pipsで売り買いをし、10回売買をして、すべて成約すれば1000円の利益が出る。
いや、俺は1万円儲けたいという人は、10pipsで売り買いをし、10回売買をして、すべて成約すれば1万円の利益が得られることになる。
そして、欲をかきつづけた結果、動きがとれなくなって塩漬けとなるわけで、そういう方も多いかと思う。これは仕方のないこととあきらめるしかないが、そうもいかない。自分の大事なお金。
そこでスワップがご登場となる。これが最後の拠り所。
これは言わずと知れた金利差によるボーナスポイントのようなもの。
アメリカ・ドルは40円台、オーストラリア・ドルは30円台、南ア・ドルは10円台。
アメリカ・ドルを1pips持っていると一日当たり40円の利息が得られる。1年持っていれば、40円×365=14600円となる。
アメリカ・ドルを100pips持っていると1年間で146万円の金利が得られる。
と為替の仲介業者は盛んに言ってくるから、正直者は直ぐにそれに乗ってしまう。
しかし、為替は生き物。買った値段が1年間ずっと続くわけではない。上がりもすれば、下がりもする。それは神のみぞ知る。
100pips持っていると1銭下がると1万円の損。10銭下がると10万円の損。昨日のように45銭も下がると、45万円の損となる。お財布の中に45万円以上ないと強制終了となる怖い世界だ。
アメリカ・ドルを100pips買うための購入資金は幾らか?
350万円以上必要。
それに1銭下がったら、その分を預託しておかなければいけないから、運転資金はもっと必要となる。
考え方は千差万別。スワップ値の高い通貨を買うことがもちろん正解かもしれないが、それぞれのお財布事情もあり、スワップ値は低いけれど、動きの少ない通貨を対象とするのも一つの手ではある。
というわけで、私は動きの少ない通貨をしっかりと5年ぐらい前に買ってあったので、それが今膨らんでいる。
投資はどれも同じだが、一気に買ってはいけない。少しずつ、少しずつ、「ここが底値だ」は誰にもわからないから、はやる気持ちを抑えて抑えて・・・・・。
少しずつ・・・・・・・少しずつ。
コメント 0