富士は日本一の山 [生活]
2018.2.3
こんばんは。今日も寒い。
先日は草津の白根山が噴火した。噴火の恐ろしさはニュース画面でわかるとはいうものの、感情的には、実際の怖さの50%も受け止めていないのだと思う。人間は、それが自分のものとして目の前に起こらない限り、残念ながら他人事で通す傾向にある。それは決して悪いことではなく、直ぐに忘れることで次に進める強さが結果として身についている。不思議な強さを人間は持っているのだと思う。
若干、格好を付けて書き留めているが、実感としては人間は所詮、愚かしい生き物だと正直なところ思っている自分がいる。
どのように受け止めるかは、その人の性格が大きく左右する。前向きな人なのか、後ろ向きの人なのか。明るい人なのか、暗い人なのか。良く考えるか、悪く考えるか。人それぞれが、人それぞれの受け止め方により、いろいろな性格を生み、それが十人十色となる。
相変わらず理屈っぽいが、まあ、そんなことをふっと考える。
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先日、高速道路に乗ったとき、きれいな山が目に飛び込んできた。
富士山が雪に包まれ、すっきりとはっきりと、それは言葉に尽くせないほど目前に現れた。
都内を走っていたにもかかわらず、眼前、目前という言葉でいいような距離感であった。
「うっっっっっ」、これが爆発したら、この辺は真っ暗な世界になるに違いない。さぞかしパニックになるる違いない。
そんなことはまだまだ先の話かもしれない。自分が生きている間に起こる確率はどのぐらいか。
きっと起こることはないだろうと確証はないものの、正解もないまま高速道路を下りた。根暗のくせに、こういうことには「ない」と前向きにとらえている。実にいい加減な人間だ。
今日は煽り運転を受けることもなく、無事に過ぎていった。
「頭を雲の上に出し・・・・・・・富士は日本一の山」という歌詞を久々に思い出した。
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