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40年前の恋愛事情--待ち合わせ編 [生活]

2017.12.18


今日は朝がドタバタで忙しかったけど、かなり寒い朝だった。

段々と出す荷物も減ってきた。でも、油断をしないでやらないとね。これから来月にかけては、もっと寒くなるだろうし。


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ということで、昨日は大相撲のどうでもいい話(・・というわけではないですよね。公益社団法人だからね。)で終わってしまった。


今日は正真正銘の40年前の恋愛事情--待ち合わせ編。


これは今から思えばスリリングだった。今はタイムリーに何でもお見通しになってしまう。それがいいか悪いかは別問題だけれど、当時は会社が終わってデートをすると約束しても、仕事が時間どおりに終わるわけがないのは、今も昔も同じこと。18時に渋谷に待ち合わせとしたとしても、10分、20分待つこと、待たされることは当たり前。急な仕事とか、目論見が外れて終わらないときは、1時間待たせることも大ありであった


今はラインで仕事をしながらも仲間の目を盗みながら、「5分、遅くなるよ」なんて打つことは易々できるわけで、それはすごくいい時代になったもんだとつくづく思う。


「じゃあ、来週の水曜日18時、渋谷の乗換通路の階段の上で」とかを口頭、もしくは手紙で連絡をしても、それは1週間も前の話だったりしてね。時間的にはまだまだ今より遅い時代ではあったけど、時々刻々仕事の按配は変わっていくわけで、あのとき水曜日は楽々楽勝だったのに、今は絶対18時は無理だと思っても、連絡方法がない。相手の会社に電話することは、かなりハードルが高いしね。

ご用件は?」なんて言われたもんなら、もうどう答えていいかわからなくなって、しどろもどろになるまだまだかわいいお年ごろだった


そんな時代だっかから、待ち合わせる場所を間違えたりすると恋が散ってしまうこともあった。


例えば、渋谷の乗換通路の階段の上でずっと待っていたとする。それを間違えて、階段の下なんかで待っていたりすると、人の数は当時も今と同じようにすごい人波で、押し寄せてくる人波の階段が一つずつずれて落ちていくその瞬間に、彼女の(彼氏の)顔をキャッチするしかないわけで、唯一無二の真剣な作業になる。そこで見逃したら、もう彼女(彼氏)とは会えないわけで、階段の上と下での攻防は、それはそれは仕事よりも真剣にならざるを得ず、そういうところでの残業は随分としたのを思い出す。



今はみんな下を見て待っているけど、当時はみんな戦々恐々。「右見て、左見て、また右を見る」、あっちもこっちもみんな忙しくキョロキョロ。別に不審者とも思われずに、小一時間は平気に過ぎてしまうことは常であった。


昔は時間単位、今は秒単位だ


でも、そんなピリピリ、ドキドキがまたよかったのかもしれないけどね。

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