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夢でよかった [生活]

2017.11.10


おはようございます。


突然ですが・・・・・。


ふと彼女はあらわれた。

多分、私は長い間留守にしていたようだった。しばらく、私と彼女は会話をしなかったように思う。同じ家の中にいるのに、そんな気がしていた。


静かな時が流れていた。お互い、同じ部屋にいるのか、いないのかよくわからないまま、自分は自分の片づけをしていた。


長い静寂が流れた。


いつの間にか自分はクローゼットの中に、「あっ、いたんだ」と感じた。ようやく、彼女が自分の前にあらわれた。現れたというのは確かではない。ずっと前からそこに立っていたのかもしれない


何もかもが「かもしれない」状態であった。


クローゼットの衣類の中に顔が埋もれて彼女の胸から下が見える状態だった。暖簾を分けるように、ハンガーを分けて、分けて、ようやく彼女の顔にたどり着いた。


彼女の顔を見た瞬間、自分の気力が萎えていく衝撃を覚えた。

なぜなら、彼女の目は全く、その精気を失っていたから。ちょうど漫画の主人公が目を回しているような、そんな目をしていた。


黒目は白濁色に染まり、どこを見ているのか、全くわからない状態だった。


何があったのか、よくわからなかった。しかし、彼女にとってすごくショッキングなことが、恐怖を伴う事件が起こったことは確かだった。


「ごめん!一人にしてごめん」と私は叫んだ。




そこで目が覚めた。夢でよかった。

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