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敗者の顔 [新聞記事]

2017.10.29


今日、祭礼委員の慰労会があった。今回は、秋祭りも雨台風で流れた。私はちょうど別件の用事があったので、どっちに転んでも出られなかったのでいいのだが、小心者としては、委員として、やるべきことはちゃんとやりたいと思っていたので、ほっとしていた。


今日は雨でも慰労会は屋内でやるのだがら順延ということもなく、皆さんで乾杯し、お摘みとお菓子と巻物をつまみながら歓談をしてきた。


第三者から見るといろいろと言いたいことがある人もいるのだろうが、執行部の人間は半分ボランティア的な活動をしているわけで、自分の限られた時間を犠牲にしてやっていることも確かで、その点は十分尊ぶべき点ではないかと思う。


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選挙速報を見て思ったことだが、安倍さんは大勝なのに微笑み一つ浮かべいなかったのが印象的であった。


ゲスの勘繰りで申し訳ないのだが、やはり、国民、国会議員、マスコミの度重なる追求はかなり当たっていたことの裏返しではないのかと思ってしまった。


普通の心理として、自分に過ちがないのなら、自分にやましいことがないのなら、この大勝の美酒を味わうがごとく、大いに笑い、大いに喜びを表していいはず・・・・ではないだろうか。

自分の力で、自分の内閣が支持を取り付けたことに対して、大いに自信をもって喜びを表に出してもいい・・・・・ではないだろうか。


普通の人間なら、そういう行動をとったと思う。

しかし、彼は違っていた


「そんなに勝てるとは思っていなかった」という言葉は、彼の本心だと思う。


彼は「やっていない、知らない、ほかの人間は誰もそんなことは言っていない、家内は出さない代わりに、私が説明をしている」と繰り返していた。


彼が指示したという決定的な証拠は出てこなかった

万引きと同じく、音声とか、映像がない限り、政治家も現行犯でない限り、犯人には得ないというかもしれない


しかし、これはギリギリの、山で言えば稜線を歩いているようなもので、どちらに転んでも、転んだら、真っ逆さまに落ちるところは安倍さんは歩いていたと思っていたに違いない。


野党の議員にも弁護士先生はいたろうに、なぜもっと詰めて、詰めてお話を進めなかったのかとも思ってしまう。


そんな過去のことを思い出しながら、彼は心の中では、「やっと一山超えた。でもまだ追求するつもりだ。閉会中審査、解散、総選挙で何とか国民は忘却してくれたけど、まだまだ先はありそうだ。それよりも、何よりも、自分は嘘をついているんだから、この気持ちは晴れるわけがないな」


そんなつぶやきが彼の表情だったのではないかと、ふと思ってしまった。

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