家づくりは一回では成功しない(19) [我が家]
2017.10.21
というわけで、雨が激しく、北風ビュービューの寒い19日に、以前、何となく見ていたF林業さんの建物を見に行った。雨のせいか展示場は閑散としていたが、それでも10組ぐらいは見学に来ていたようだ。
そこは40社ぐらいは展示されている千葉で最も大きな展示場。
家人は以前、解体費用はもちますよという言葉を目にしたようで、「それはいい!」と言っていたこともあり、F林業さんの建物を見に行った。
ハウスと比べ坪単価が安い。しかし、グレードは安かろう、悪かろうではなく、私たちの感性にぱちっとはまった建物であった。無垢材の床、木製(白木)ドアのキッチン、階段手すりもあまり見ないような木製の品のある、それも結構いい材質のものを使っていた。
床材も幾重もの合板だと接着剤などが多様されるためか、シックハウスになりがちになる。つまり、床材だけではなく、柱、壁などに使われる木材が圧縮剤とか、外材などになると、どうしても接着剤の多様は防げないことになる?こちらの会社はすべて国内の材木を使用しているため、それが極力少ないということか。
また、すべて自由設計。大手さんだと規格にはまったものならいいのだが、それ以外のものになると、直ぐに「特注扱い」となることが多い。特注とはその会社にとっての規格外という意味で、その分坪単価は上昇する。
つまり、お金さえだせば、幾らでも規格外をつくれるが、それはすべて別途料金がかかる仕組みとなっているため、お金の木を持っていないとできないことになる。
ちなみに大手さんは3000種類のパターンがあるとかと言っていた。F林業さんは、何パターンかはありますが、そんなたくさんはありませんで、すべてお客様のご注文で図面を引くんですということだった。それで坪単価は安い。
さりげない物言いだが、これは重要なことかもしれない。
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