いつまで経ってもわからいのは人間かもしれない [生活]
2017.7.18
昨日、早めに就寝のためか、暑いせいか、早く目が覚めた。涼しいうちに仕事の続きをしてしまいたいという思いもあるが、早起きをすると日中に眠くなり、また能率が悪くなる。やはり短期集中か。
朝は窓を開けると結構涼しい。都内だとそういうわけにはいかない。きっと窓を開けてもムッとする空気が漂うのだろう。今日もきっとそうだろう。その点だけにフォーカスしても通勤時間はかかるが、郊外に住むメリットは十分かもしれない。
しかし、盛夏ではさすがに暑いことが多い。朝起きても、窓を開けても暑く感じることが多いのが通年だったが、今年はどういうわけか、朝は確実に涼しい。机に座り、横の窓を開け10分もすると、足がじ~んとしてくる。ジジイのせいもあるが、結構冷気が入ってくる。郊外といえども、盛夏ではこんなことはなかった。
ということはまだ盛夏ではないのか、夏本番ではまだないのか。
人間は最近の集中豪雨にも、37℃越えの暑さにも慣れてしまった。容認してしまった?
南極の氷の大地が大幅氷解したというニュースが流れていたが、「あっそうなんだ」的な思いでスルーしてしまった。科学者はいつもどおりの慎重発言、「温暖化に直接には影響はない」と言っているが、果たしてそうなのだろうか。「温暖化の影響はない、ように思いたい」ではないのか。
人間は愚かだ。この後に及んでも庭をコンクリート漬けにする。雑草 が生えるて困るということだろうが、自分が楽することを考えてコンクリート漬けにする。
確かに雑草は生えてはこないが、夏の光の照り返しで、家の周りはより暑くなる。暑くなるからクーラーをかけ続ける。かけ続けるからますます暑くなり、ヒートアイランド⇒上昇気流⇒積乱雲⇒集中豪雨の一因となる。もう既に最悪な破壊的な循環だ。
加えて、地面はすべてコンクリートで覆われているので、その集中豪雨はどこに行くのだろう。
雨はコンクリートの地面には吸い込まれないからU字溝に入り、貯水池、川に流れる。みんながみんなコンクリートにするものだから、ますますU字溝、貯水池、川に流れる量は増える。あふれる。
それでも、人間は自分のエゴを通す。みんなやっているじゃん、自分だけ我慢したってどこも変わらん。やらないだけ損損と思っている---------いや、コンクリート漬け=集中豪雨、そんなことまで思っていないかも??
唯一の救いは夏は短期間で一旦終わるということ。
近くの家の駐車場が、ものの見事にコンクリートに変身していた。わが町も大雨が降るとすぐ近くの道が冠水する。雨水用地下プールをつくって初めての夏。
果たして功を奏するのだろうか。自然に勝負を挑む。勝つか負けるか、明々白々の闘いが小さなわが町にも始まっている。
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