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母の話(22) [母のこと]

2017.6.12


今日は仕事も大方出し、家内は友人と出かけた。バラは昨日薬を蒔いたし、下草もとってあるし、一昨日の強風で枝の乱れも直したので、今日のやるべきことはない。ということで、撮りだめしてある映画を観てしまった。実に詰まらぬイタリア映画であった。セリフがほとんどない映画で、いつかおもしろい展開になるのではと思わせつつ2時間が経過してしまった。よくもこんな映画をつくるもんだと思いつつ、映画は結構、監督者の主観でつくるわけだから、俯瞰しないでつくってしまうと、あんな映画になるんだろうなと思った次第。


話は変わって・・・・。


私は細か過ぎるのかもしれないと自己嫌悪に陥ってしまうのだが、他人のやっていることに目くじらを立てるほど暇ではないし、自分はそんなちっぽけな人間だと思いたくもないのだが、母の介護のことに関しては、とても看過できないこともあり、なかなか問題が多いような気がする。これは私だけではないと思いたい、そんな事象を紹介する。


朝1時間30分、夜1時間の介護をしてもらっている。


以前は歩いてトイレに行けたので、トイレ、歯磨き、洗顔、朝食、片づけで1時間30分をお願いしていた。

時間配分は(トイレ・洗顔)で30分朝食で1時間の見積もり。夜は諸般の事情で断念し、1時間。


人間95歳にもなれば、疲れてくるので食事のスピードは遅い。介護施設にいると時間で流れ作業で進んでいくから、遅い人は取り残されていく。まだまだ食べたくても、時間になれば片づけられてしまう。そういう世界だ。在宅でも当然それは起こる。夜の1時間のときは、時間切れで終了となってしまう。

だから朝食だけはそれを防ぐためにも1時間ではなく、30分をプラスした。


そういう母親もだんだんと弱くなり、歩いてのトイレは不可能となり、おむつはベッドでの交換となった。ヘルパー側から見れば、当然、時間的には10分から15分の短縮となった。つまり、食事に当てられる時間が増えたことなるはずであった。


何度かヘルパーさんのいるときに行くことがあったが、その度に時間前に終了し、日報記入をしていることが常態化されていた。また、一昨日はその現場には姉がいたので、確かなことだが、20分ほど早く終わり、帰っていったが日報には1時間30分記入されていた。(通常は実労働時間で申告するはず)


つまり、30分を多く費やし食事の介助をとお願いしているにもかかわらず、残念ながら、それは達成されていないということが判明しつつあるということであった。


何のための30分なのか---ヘルパーさんたちは、母の食事介助強化には当てず、自分たちの作業にだけ当てられたいる可能性が高いということだった。


今日は看護士さんの訪問があったので、その同席のため、朝のヘルパーの最後30分に遭遇したが、同じことが起こっていた。そのヘルパーさんは、先週同様「今、ベッドにお連れしましたので、日報を書かせていただいています」、それを書き終わった後でも時間が余った彼女は「ポカリ、もう少し飲みましょうか」とベッドを起こして飲ませる始末。



残念ながら、こちらの思いはなかなか相手方には伝わっていなかった。ケアマネにクレームを付けなければいけないというストレスが発生しそうだ。

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