保険屋の外交さんも大変だ

2017.5.26

一昨日、保険屋さんが訪ねてきた。

保険はもう散々な目に遭っているので、あまり好印象は持ってはいないが、大昔に掛けていた保険が全く何もなく、掛け損のままたったので強制終了し、10年近くそのままにしておいてしまった。それが年11～12万円台の利息が付くお知らせをいただいたものだから、それはいいあんばいとばかりにそのままにしておいたのだ。

多分、先方はどういう生活の顧客なのか等々の確認方々、いろいろと話をしにきたかったのだろうか。

一昔前は保険屋さんといったら女性の方が大半だったのだが、これが二十代にしては落ち着いたしっかり者の若いお兄さんだった。

いろいろと話をしていくうちに、先方の事情なんかも詳らかになっていって、独身、彼女有、実家通い、社員待遇だけど、正社員とは別待遇、しかし派遣ではない。もちろん、厚生年金加入等々、結構深入りに聞いてしまったが、自分のつたない経験も踏まえて、いろいろと世の中大変だとか、所帯を持つことは1000万宝くじを当てた以上に価値があるとか、組織内にいるなら、組織内でトップを目指すべきだとか、営業は売らないほうが売れるとか、自分はこんな失敗をしたけど、そんなことはないのかとか、ご迷惑だったろうにいろいろと話をしてしまった。1時間ちょっとではあったが、目をしっかりと見て受け答えをしてくれる青年で好感が持てた。

そんな真面目に仕事をしている彼には、真面目な正当評価をしていくべきで、それが伝統的な日本であり、唯一無二の日本人になっていくのだと思う。

間違いなく、彼と彼らがこれからの日本を背負っていく。

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