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家づくりは一回では成功しない(8) [我が家]

2017.5.13


家をつくるということは、営業マンと現場監督と施主とのせめぎ合いだ。建築の方面の知識があるなしにかかわらず、自分の思いを他人に伝えるということは至難の業だ。大抵、妥協して皆さんは家をつくる。こういうはずではなかったのにと思っても、先方はできない、したくない(ちょっと言い過ぎ)、工法的に無理、材料入手が困難、できない理由は素人の我々に向かって何とでも言えるわけであり、プロから見れば、赤子の手を握りつぶすようなもの。


そういう気持ちで建て逃げ、売り逃げがこの業界には多い。


だから、家を建てるときには、各々の箇所、使用材料の隅々まできっちりとこちらの希望を具体的に言い、相手に「わかりました」の一言で済ませることなく、具体的な方法、仕様、金額、イメージ、納期等をはっきりとさせて、これならばと思ったらば契約を交わす。この方法でやっていくことが、とても大事だと思う。

特にイメージを表現する、あるいはさせることは重要であり、いい方法として絵を描かせることはイメージの共有化には重要なことになる。交渉疲れ、折衝疲れを理由にしてはいけない。


という私の家も、台所に関しては失敗の連続。ここは、こういうふうにしたほうがいい。あそこはこういうふうにというところが、いつも後から後から追いかけてくる。それだけ台所のレイアウト収納等は難しい。もちろん、それはそれぞれの家の生活形態というよりも、食生活の動向、志向、考え方等によって大きく異なることは言うまでもなく、食を大切に思わない、気がつかない人たちにとっては関係のない話だろうけれど・・・。

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