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素人が往々に起こすミス(2) [マネー]

2017.4.11 

買いポジションをとったとき、その通貨が下がっていったら、あなたなら、どうする?の続編。

1)「切る」と2)「そのままにしておく」は前述したので、残りの3)「追加ポジションを入れる」4)「より値幅をとって損切る値を入れる」について記すことにする。

3)追加ポジションを入れる--平均単価を低く抑える方法、何度かは成功したが、これで常勝成功したためしがない。

100円00銭で買ったドル円が99円94銭となったとする。迷いなく追加で同数の買いを入れる。そうすると、平均買値は(100.00+99.94)÷2=99円97銭となり、94銭(現在値)から97銭(買増平均値)の値幅は3銭。追加ポジションを入れなければ94銭(現在値)と00銭(買付値)の値幅は6銭となる。つまり、3銭上がるのと6銭上がるのと、どちらが時間的にかからないかということ。

当然、97銭にしたほうが速い。ただ、買い増しにより、1枚が2枚となり、2枚の購入額は25万+25万前後必要となるのと同時に、リスクは2倍に増える。同時に、94銭で買うということは、ここから上がるだろうという思いで買うわけで、上がらなかったら、次をどうするかということを考えておかなければいけない。

「次を考えておかなければいけない」---------つまり、またまた買い増すのか、損切り値を入れるのかということ。

またまた買い増した場合----100.0099.9499.9799.9099.946⇒(赤字は現在値、黒字は99.94の買付による買付平均値)

100.00銭だったものが、99.94銭になり、現在値99.90銭になったとき、自分のポジション平均値は99.946銭。その差4.6銭

何もしない場合、100.00銭⇒99.90銭。その差10銭。 

結果、購入資金25万円×3=75万円、購入枚数は3枚、つまり、1銭上がると300円、10銭上がると3000円、1円上がると3万円の損得が出る。

さて、どこまで深追いするか。深追いするなら、するだけの覚悟と資金を決めなければいけない。


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