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小泉さん--ちょっと違うかな [生活]

2017.4.5

小泉進次郎衆議院議員子ども保険の創設を考えているとの報道が、ここ二、三日続いている。やはり小泉純一郎さんの子どもだけあって人気、注目度ともに高い。

全くの聞きかじりで言ってしまうので、ミスリードであることは十分承知しているが、今回はとりあえず書き留めておくことにしたい。

これは広く浅く0.1%程度の金額を国民に払っていただく、その財源をもとに幼児教育、保育への資金に充てる。月2万5000円を給付することで実質無償化にしたい---という政策らしい。

しかし、子どものいない家庭、単身者も皆支払うことになる。果たして、子どものいない世帯がそれを受け入れるだろうか。心から「よし」と思って払ってくれるだろうか。

確かに、それは周り回って、その単身者が生涯単身者で子どもを持たなかったとしても、そのときの子どもたちの働きによって、自分の老後に幾らかの恩恵となって返ってくることになることも事実。

たった負担0.1%とはいえ、この時期、それは受け入れられるだろか。子どももいない家庭もあるし、性同一障害とか、性に対する感覚も大きく変わってきていることも事実。30年前だったら十分にオッケイ、1%だってオッケイだった。

「たった0.1%を受け入れられないような国民ではいけない」的なコメントを聞くにつけ、もう少し別な方法で国民に見せ、誘導していく政治のほうが理に適っている気がするし、実現可能性はある

それは純一郎さんがよくやっていた特区制度だ。ある地方、8万ぐらいの人口の都市でいい。中央の官僚、国会議員、地方議員は絶対に考えないであろうことをやる。既得の権益を少しずつ剥がさないと、借金大国の日本では、それは実現できないわけで、庶民、国民にとって利便性が高くなることは、往々にして既得の権益を得ている方々の利便性を削ぐことなる。中央からの突破では、それが時間がかかるし、例え突破できたとしても、きっとどこかで足元をすくわれる。政治とは、そういう世界だ。だから特区にこだわり、それを実現させる。役員、議員に任せずに確実に事を実行する。

それが完全実行されたとき、それを見ていた国民はもちろんのこと、中央の議員、官僚たちは、「はっ」と我に返るだろう。単純な中央、地方の議員たちは、これをやれば「次の選挙に当選だ」とばかりに、我先に同じ政策をやり始める。国はそんなことで単純に動く。いいことだとわかると、その船に乗り遅れまいと皆同じ方向を向く。

そんな馬鹿な、そんな簡単だったら、とっくの昔にやっていた。今まで誰もやっていないのは、そんな簡単に物事は動かなかったからだとあなたは言うかもしれないが、みんな知ってのとおり、誰もそんなことはやっていなかった。あの小泉純一郎さんだって、途中で下りてしまった。もう少しやれば形になって残ったものを、それはとても残念なこと。

それをやる資金は、たったの36億。一地方都市の変革が、わずか36億円で済む話だ。

中央・地方官僚の天下り、中央・地方議員の政務活動費、年度末に帳尻を合わせにアクセクする行政の無駄、活動人口が減っているにもかかわらず、いつやるかわからない議員定数の削減等々を考えれば、地方都市変革のための36億なんか砂漠の中の蟻のようなもの。絞り出すものはたくさんあり、それを使えば36億円は簡単に捻出できる。無駄に政治を職業としている方は早く退場していただかなければいけない。

進一郎さん、もう少し深く、実現できる方法を考えたほうがいい。

相変わらず、詰まらない話だが、36億の根拠を示さないといけなくなった。


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