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宅急便再配について [生活]

2017.4.8

ヤマトさんのニュースが流れた。例の宅配サービスと過重労働だ。アマゾンは即納を売りにしているようで、なんでもかんでも明日届けますとか、今日届けますとなっている。便利だから、お金もかからないからということで、ついつい明日とか、今日届けますの言葉に甘えている。

私も1回だけ、パソコンのソフトを購入、仕事で必要だったこともあり、「本日お届け」のお言葉に甘えてしまった。

確かに便利だが、それをまともにヤマトさんは受けていた。

アマゾン「量がいっぱいあるんだからもう少し安くしてよ、スケールメリットあるしね」

ヤマト「幾らぐらいあるんですか?」

アマゾン「世界のアマゾンだよ、もう無尽蔵かもよ」

ヤマト「でも、1個640円かかりますよ」 

アマゾン「ネット通販って知ってる? ものすごいんだぜ。それから、即納でお願い、できる限り早く配達してほしいんだ。ビジネスはスピード。ヤマトさんも乗り遅れなさんな」

ヤマト「じゃ、幾らぐらい・・・」

アマゾン「グロスだよ。単位はもう何千、何万個。これって宅配じゃ、あり得ない数字じゃない?だから、手を組もうよ」

こんな交渉過程が聞こえてきそう。しかし、現場は大混乱状態。

荷物は増えれども、単価は上がらず、残業時間(それもサービス残業)だけが伸びた。

私が注文した「本日届け」は、夜の8時ぐらいに配達された。確かに、私は助かったけれど、そうではない方もいるはずで、特に急がないけど、今日届くらしいから、今日もらっておこうぐらいの軽い気持ち

あとアマゾンの問題は、CD1枚、コード1本でも不相応な大きな箱入りで来る。当然、郵便ポストには入らないわけで、不在者票記入の再配達ということになるわけだ。ヤマトのドライバーもかなり頭にきていたと思う。

「再配」は再度の配達を意味する。普通、宅急便は自分が自分に送ることは少ないわけで、当然、相手がそれを承諾していて、午前中にほしいのなら来るまで待っている。それなら再配にならず業務完了。

しかし、送り主は相手の都合を知らない、一方的に「午前中でいいや」的な感覚で伝票に丸をつける。家にいるかいないかは、当たるも八卦、当たらぬも八卦。不在なら、当然再配になる。

これはもう押し売り以外の何者でない。このサービスはヤマトさんが企業間競争で考え出したもの。できた当初は、皆「すごいがサービスできた!」と拍手喝采をしたもの。以前は午前中に出しても、「いつごろ着きます?」「明日じゅうには着くと思いますが、交通の状況に・・・」という回答が常。

今回、ヤマトさんはアマゾンから手を引くらしいが、これは当然。「損して得とれ」にはならないからね。

一日も早く、ヤマトさんのペースで商談したほうがいいよ。頑張れ、ヤマト


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