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デジタル遺産(1) [マネー]

2017.2.9

デジタル遺産、たしかNHKの「あさイチ」で放映していた。

このことは私も気になっていたことだ。そんなに大きな財産を持っているわけではない一般庶民の我々、とはいうものの社会人になって40年も50年も生きてくれば、そこそこの財産は皆お持ちであることは間違いない。それはオレオレ詐欺被害額450億円を目にするたびに、日本人は本当に勤勉なんだとつくづく思う。

それはさておき、「デジタル遺産」。

具体例で言うと、ネットバンキング、証拠金取引、ネット決済(水光熱、カード、NHK、通信費)、楽天などのネット決済、ブログなどなど。

特に問題なのは、パスワード、IDを家族(奥方、パートナー、子ども等々)に伝えておかなければ大変なことになるということ。

証拠金取引】通常、取引を動かさなくなった場合、ずっとずっと動かさなくても、何らFXの会社からは催促はない。多分ないだろう。そうすると、残された者がしっかりと管理(処分、引き出しを含め)しなければ、保証金の全部はデジタルの藻屑となる。

ネットバンキング】これも同様、ID、PSの保管伝承はもちろんのこと。それの引出処分も確実に次世代の者に伝えなければ、デジタルゴミになる。

ネット決済】これが一番厄介かもしれない。NHKの受信料、WOWOW、スカパーこれも申し出ない限りずっと徴収される。大人の休日もそうだし、ヤフオクのプレミアム会員になっている人もちゃんと退会手続きをしない限り、永遠に会費をとられる。インターネットも携帯も同様だ。保険と同じで申請主義だから、申し出ない限り課金し続ける。これは子どもたちに伝え、ボケてしまった私たち親の代わりにしっかりと管理をしなければいけないことになる。

つまり、私たちがコツコツ稼いだ(損失した)、あるいはロスカットされないために余裕をもって保証金として入れてあるお金、それが自分がいなくなったときには、誰が、どういう方法を使って引き出してつなげていくか

それなら、ID、PSはパソコンに入れておく、子どもたちの目に触れるフォルダーに入れておけばオッケイ・・・・・・・・・・などと考えている方、それは間違えです

パソコンは危ない。一番危ない。ここはしっかりアナログの大学ノートに記載、確実にそのことを(奥方、パートナー、子ども)伝えていく。その伝え方も、しっかりと顔と顔を突き合わせ説明、伝えていく。それしかない。自分の少しばかりの財産をしっかりと子どもたちに伝えていくためにも、そのことは必須事項になってきた。

デジタルは怖い。


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